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ラグビー ニュース 2019年12月12日

筑波大学。ディフェンス力と粘り強さを武器に全国で戦う。ラグビー全国大学選手権 出場校紹介

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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◆筑波大学
・関東大学対抗戦:3位(4勝3敗/4位扱い)
・2大会連続22回目出場

2大会連続で大学選手権に出場の筑波大学。今年はヘッドコーチだった島崎達也氏が新たに監督に就任。

キャプテンのSH(スクラムハーフ)杉山優平、PR(プロップ)鎌田慎平(ともに4年)を中心に持ち味であるディフェンス力と、接点での粘り強さを強化するとともに、展開力も磨いてきた。

明治大学、早稲田大学には大敗したが、帝京大学には最後まで相手を追い詰め、慶應義塾大学に勝利し、4勝3敗で3位(4位扱い)で大学選手権に進出した。部員は決して多くないが、まとまりで勝負する伝統は健在だ。

FW(フォワード)は新人のPR(プロップ)木原勇作、ラインアウトを引っ張るLO(ロック)後藤海夏人(4年)、医学部生としても知られるFL(フランカー)中田都来(3年)、突破力に長けたFL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)土谷深浩(4年)らがいる。

BK(バックス)は杉山とSO(スタンドオフ)山田雅也(4年)がゲームをコントロールし、CTB(センター)には野中亮志(4年)、岡崎航大(3年)と決して大柄ではないがスキルの高い2人が控える。

バックスリーはFB(フルバック)松永貫汰(2年)、WTB(ウィング)仁熊秀斗(3年)とユニバーシアードでも活躍した2人がおり、決定力も高い。WTB(ウィング)にはSO(スタンドオフ)でもプレーできる島田悠平(4年)がおりプレースキッカーとしても優秀だ。

ラインアウトの分析など相手の研究にも秀でたチームであり、一発勝負にも強さを発揮する。

3回戦は関西大学リーグ2位の同志社大学だ。セットプレーの強いチームだけに、FW(フォワード)が奮闘し接戦に持ち込み、何とか勝利したいところだ。

文:斉藤健仁

◆ラグビー全国大学選手権3回戦
・12月15日(日)午後1:53 同志社大学 vs. 筑波大学 J SPORTS 3

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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