同志社大学。古豪復活へ3大会ぶりのチャレンジ。ラグビー全国大学選手権 出場校紹介

◆同志社大学
・関西大学リーグ：2位（5勝2敗）
・3大会ぶり51回目出場

過去、3連覇を含む4度の大学王者を誇る同志社大学も一昨年度、昨年度と関西大学リーグで結果を出せず、大学選手権に出場すらできなかった。

ただ、今年は開幕から好調を維持し、天理大学、京都産業大学に敗れたものの、5勝2敗で堂々と2位で全国の舞台への3年ぶりの切符を得た。

同志社大学を指導し、3年目を迎える萩井好次監督は少しずつフィジカルトレーニング、食事の面など、ストレングス＆コンディショニングの充実に着手。

同時に佐藤貴志（元神戸製鋼）、太田春樹（元近鉄）といった日本代表やトップリーガー経験のあるコーチとともに強化を進めた。特に、今年は太田コーチとともにスクラム、モールといったセットプレーに注力したことがチーム力の底上げに結びついた。

チームの精神的支柱はキャプテンシーに溢れる主将WTB（ウィング）山本雄貴。そして、副将NO8（ナンバーエイト）服部綾、司令塔のSO（スタンドオフ）古城隼人（いずれも4年）が脇を固める。

ユース代表歴が豊富な身長191cmのLO（ロック）堀部直壮（4年）、SO（スタンドオフ）でもプレーできるSH（スクラムハーフ）田村魁世（2年）、スピードがあり決定力に長けたWTB（ウィング）山口楓斗（2年）が中軸だ。

3回戦は12月15日（土）、東大阪市花園ラグビー場で関東対抗戦の筑波大学と対戦する。FW（フォワード）で優位に立ちゲームを支配して、関東大学リーグ戦王者の東海大学にチャレンジしたい。

文／写真：斉藤健仁

◆ラグビー全国大学選手権3回戦
・12月15日（日）午後1:53　同志社大学 vs. 筑波大学　J SPORTS 3