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11月3日(日)から、ラグビーワールドカップのために中断していた関東大学ラグビーが約2ヶ月ぶりに再開した。
東京ガス大森グラウンドでは関東大学リーグ戦で、ともに開幕から3連勝中と好調を維持している昨年の覇者・東海大学と、日本大学という優勝を占う大一番が行われた。
ワールドカップの影響もあり、520人と立ち見も出るほど多くの観客が集まった中、午後2:00にキックオフされた。
昨年5位だった日本大は、先手を取りたかったが、武器としているスクラムで、1本目から反則をしてしまいリズムがつかめない。
すると前半7分、東海大が敵陣ゴール前のラインアウトからモールを押し込み最後はHO(フッカー)新井望友(4年)が押さえてトライ。WTB(ウィング)杉山祐太(3年)のゴールも決まって東海大が7-0と先制する。
日本大もすぐに反撃し、10分、ラインアウトからボールを継続し、CTB(センター)ナサニエル・トゥポウ(1年)がトライ。FB(フルバック)普久原琉(1年)のゴールも決まり7-7とすぐに同点に追いつく。
その後も互いにエリアを取り合う時間が続いたが、均衡を破ったのは、やはり地力に勝る東海大だった。
敵陣10m右でのラインアウトから左に展開し、SH(スクラムハーフ)山菅一史(4年)、SO(スタンドオフ)眞野泰地(4年)、CTB杉浦拓実(3年)、FB赤崎翔太(3年)、WTB林隆広(4年)とバックスがつなぐ。
最後はフィジー出身のルーキーFL(フランカー)レキマ・ナミサラが左隅にトライ。WTB杉山のゴールは外れたが、12-7と再びリードする。
その後は勢いづいた東海大のペースとなる。直後の24分、リスタートの日本大のキックオフをFB赤崎がキャッチし、自陣深くからそのまま相手ゴールまで走りきってトライ。5点を追加して17-7と点差を広げる。
東海大は30分にも敵陣ゴール前ラインアウトからモールを押し込んでLO(ロック)横井隼(4年)がトライ。前半で4トライを挙げた東海大学が22-7と日本大を大きくリードして前半を折り返す。
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