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ラグビー コラム 2019年11月5日

全勝対決は王者・東海大学が日本大学に大勝。ラグビー関東大学リーグ戦

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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写真:トライを挙げる東海大FL山田

後半、15点差の日本大は早い時間に1本トライをとって巻き返しのきっかけをつかみたかったが、先に点を取ったのは東海大だった。

後半4分、敵陣ゴール前左ラックからFLナミサラが持ち出し、この日2本目のトライ。WTB杉山のゴールも決まって29-7。

さらに、13分、 東海大は敵陣ゴール前中央でのラックからバックスでつなぎ、最後はFLナミサラがハットトリックとなるトライ。ゴールも決まって36-7として勝負を決めた。

日本大も相手奥まで攻め込むが、東海大のディフェンスの前に追加点を挙げることはできなかった。

東海大は34分にモールを押し込み、後半途中から入ったPR(プロップ)前本健太(4年)が、試合終了間際のロスタイムにもつないで、SH山菅がトライ。結局、8トライを挙げた東海大が50-7と大勝した。

開幕から4連勝を達成した東海大の木村季由監督は、「日本大学はFW(フォワード)の強いチームだと聞いていたので、それに対応するというよりも、力と力のぶつかり合い、強みと強みのぶつかり合いだと思っていましたが、そこで上回れたのが良かったかなと思います」と快勝に安堵していた。

SO眞野主将は「日本大はFWが強くていいチームだと思っていました。今週(OBの日本代表HO)、北出(卓也)さんが来られて、準備の大切さをアドバイスしてくれたこともあって、この1週間、FWにこだわりをもっていい準備をしてきた。それをすべて出し切れたのがこの結果につながった」と破顔した。

一方の敗れた日本大学の中野克己監督は、「(開幕から)3連勝してきたので、その勢いを殺さないように今までやってきたいいところを出して、FWで勝ち切ろうと準備してきましたが、東海大が強くてなかなか通用する活路が見いだせなかった」と肩を落とした。

ただ、「BK(バックス)のディフェンスはできていたし、いい部分もあったので、FWでもう一段レベルを上げる必要があるので、しっかり鍛え直したい」と前を向いた。

4連勝で勝ち点16と首位に立った東海大学は、次は11月9日(土)に秩父宮ラグビー場で法政大学と対戦する。3連勝でストップした日本大学は、11月17日(日)に埼玉・セナリオハウスフィールド三郷で中央大学と対戦する。

◆11月3日 関東大学リーグ戦 結果
○流通経済 57-33 専修大学●
○東海大学 50- 7 日本大学●
○法政大学 28-24 拓殖大学●
○大東文化 36-17 中央大学●

◆関東大学リーグ戦 順位
1位 東海大学 勝ち点16(4勝0敗)
2位 日本大学 13(3勝1敗)
3位 流通経済 13(3勝1敗)
4位 法政大学 10(2勝2敗)
5位 大東文化 10(2勝2敗)
6位 拓殖大学 7(1勝3敗)
7位 専修大学 7(1勝3敗)
8位 中央大学 4(0勝4敗)

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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