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ラグビー コラム 2019年11月2日

リーチや流、松島。東芝とサントリーの所属選手が府中で報告会

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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11月2日(日)、東京・府中市のけやき並木通りで、ラグビーワールドカップで日本代表として活躍した、東芝ブレイブルーパスとサントリーサンゴリアスの日本代表選手報告会が行われた。

前回大会後の報告会は4000人だったが、今回は1万5000人ものファンが訪れた。

参加したのはサントリー所属のSH(スクラムハーフ)流大、CTB(センター)中村亮土、WTB(ウィング)松島幸太朗の3人と、東芝所属のFL(フランカー)リーチ マイケル、FL徳永祥尭の2人の5人。

サントリーのHO(フッカー)北出卓也、FLツイ ヘンドリックの2人は都合により参加できなかった。

まず、けやき並木通りのレッドカーペットを歩きながら、選手たちはファンにサインなどをして対応した。

そして、大学時代はラグビー部のキャプテンだったという府中市の高野律雄市長より7人全員に「府中市民スポーツ特別栄誉賞」が、さらに日本代表キャプテンとして勇気と感動を与えたということで、リーチには「府中市民栄栄誉賞」が贈られた。

「リーチ!!」のコールに包まれたリーチ キャプテンは「ラグビー日本代表、府中市民のリーチマイケルです」と挨拶したあとこう述べた。

「たくさんの応援いただき、ありがとうございます。たくさんの人々に来ていただき、ありがとうございます」。

「自分たちが立てた目標、ベスト8を達成できました。たくさんの熱い応援、そして、ボランティア活動してきた人にも感謝したいです」。

「今後も(日本の)ラグビーを強くしていきたいので まずは府中から盛り上げて、1月12日の(トップリーグ)開幕戦、秩父宮で行われる東芝vs.サントリーにみんなで行って応援しましょう!」。

続いて、司会者から質問されて、5選手はそれぞれ答えた。

日本で行われた大会ということで、リーチは「前回大会に比べて今大会は自分の周りにいるリーダーがサポートしてくれて、厳しい練習やってきて、それがすべて結果につながったと思います」。

「(リーチコールに関して)すごく嬉しいです。試合の時に厳しい状況のときに応援してくれて自分の背中を押してくれる。今後も続けてほしい!」と話した。

中村は開幕のロシア戦のオフロードパスついて質問されて「外側に頼りになる松島がいたので、絶対活かそうと思っていた」。

「オフロードは2~3年前はできなかったプレーで 何千回 何万回プレーしたのが出せました。昔は好まれていないプレーでしたが、日本のラグビーが進化した。未来は明るいかなと思います」と笑顔で話した。

開幕戦でハットトリックを挙げた松島は「開幕戦は、すごくプレッシャーがありました。みんなガチガチで上手くいかないプレー続いて、その中でも自分なりに、どういうプレーすれば落ち着かせるか考えた」。

「みんなから回ってきたボールを仕留めることができました。取り切るのが自分の役割なので、まっとうできて嬉しかった」と振り返った。

準々決勝の南アフリカ戦の国家斉唱時に流した涙について聞かれたSH流は「いろんなことを乗り越えてきて、やっと目標としてきた場所に立って、いろんなことが頭を巡って涙が出たんだと思います」と恥ずかしそうに話した。

試合には出られなかったが、ウォーターボーイを務めた徳永は「上からの指示を短い時間の中で、サインを端的にわかりやすく伝えようとしました」。

「毎週、毎週、試合に出られず 悔しかったですが、たくさんのファンが見に来てくれて、応援が力になった。サポートありがとうございます」。

「4年後(のワールドカップ)はもちろん狙いますし、毎年、トップリーグで自分の仕事をしていきたいと思います」と大会を振り返りつつ、今後の意気込みを勝った。

1月12日にはトップリーグ開幕戦の「府中ダービー」でサントリーと東芝が相まみえる。

東芝のリーチは「サントリーは最大のライバルです。しっかり、府中から盛り上げて最高のパフォーマンスを出したい」とコメント。

サントリー流も「東芝は思い入れのあるチームで、試合するときは気持ちが高ぶります」。

「ここに勝てば優勝できるくらいの勢いで東芝戦に向けて準備して、リーチさんとトク(徳永)を負かして、その後、一緒に飲みにいけたらなと思います。勝っておごりたい」と意気込んだ。

代表で長い間、合宿、試合を繰り返してきた日本代表選手たちは、少し休んだ後、12月頃、チームに本格合流して1月のトップリーグに備える。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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