人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2019年10月31日

大統領も来日する南アフリカ、決勝戦のメンバーを発表。ラグビーワールドカップ2019

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
  • Line

ラグビーワールドカップの決勝戦は11月2日(土)、神奈川・横浜国際総合競技場で行われる。

決勝のカードはイングランド世界ランキング1位)と南アフリカ(同2位)。その試合の2日前となる10月31日(木)、3度目の優勝を目指す南アフリカが試合登録メンバー23名を発表した。

準決勝でウェールズを19-16で破った南アフリカは、決勝に向けて先発メンバーを1人だけ交代した。

準々決勝の日本戦で負傷し、準決勝はメンバー外となった「ポケットロケット」こと、WTB(ウィング)チェスリン・コルビが先発に戻った。

ヨハン・エラスムスHC(ヘッドコーチ)は、WTBコルビが先発に戻ったことに関して「チェスリンはワールドクラスな選手だ。彼が『Xファクター』を持っていることはみんな知っている」と期待を寄せた。

その他の22名は同じで、キャプテンFL(フランカー)シヤ・コリシは決勝戦が節目の50キャップ目となり、南アフリカとしては37人目の50キャップ選手となる。

また、LO(ロック)エベン・エツベス、ルード・デヤハー、FLピーター ステフ・デュトイと、2mを超えるFWが3人先発する。

ハーフ団は好調の2人、SH(スクラムハーフ)フランソワ・デクラーク、SO(スタンドオフ)ハンドレ・ポラードが入った。

控えのメンバーは準決勝と替わらず、FW6人、BK2人という構成となった。控えのSO/CTB(センター)フランソワ・ステインは、23名のメンバーの中では2007年の優勝を知る唯一のメンバーとなった。

エラスムスHCは相手のイングランドに関しては「あまり弱みはない。ラインアウト、スクラム、ブレイクダウンも良くて、強いボールキャリアや速いウィングもいる」。

「準決勝ではイングランドのプレッシャーにニュージーランドが11~12回のペナルティをしていた」。

「(我々が)勢いがある時間を作って、ペナルティをしないようにしなければならない。1~2回のチャンスで、しっかりポイントを取らなければならない」と続けた。

また、キープレイヤーの1人で、イングランドのクラブチームでプレーしているSHデクラークは、「イングランドがどういう戦術でニュージーランドを倒したかを見られたから、僕たちにとっては良かった」。

「自分たちは十分休養が取れている。(メンバー交替によって)試合中のプレー時間を分割したから。イングランドの攻勢を受けて立つ体力は十分ある」と自信を口にした。

決勝戦は南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領も来日して応援する。キャプテンのFLコリシは多くの声援を受けていることに関して「我々にとって大きな意味を持つ」。

「サポートを続けてくれれば、ベストを尽くし続けることができる」と意気込んだ。南アフリカが1995年、2007年に続いて優勝し、ニュージーランドと並ぶ3度目の栄冠に輝くことができるか。


南アフリカ 先発予定メンバー

1 テンダイ・ムタワリラ
2 ボンギ・ンボナンビ
3 フランス・マルハーバ
4 エベン・エツベス
5 ルード・デヤハー
6 シヤ・コリシ ◎キャプテン
7 ピーター ステフ・デュトイ
8 ドウェイン・フェルミューレン
9 フランソワ・デクラーク
10 ハンドレ・ポラード
11 マカゾレ・マピンピ
12 ダミアン・デアリエンディ
13 ルカニョ・アム
14 チェスリン・コルビ
15 ウィリー・ルルー

◆控え

16 マルコム・マークス
17 スティーヴン・キッツォフ
18 ヴィンセント・コッホ
19 RG・スナイマン
20 フランコ・モスタート
21 フランソワ・ロウ
22 ハーシェル・ヤンキース
23. フランソワ・ステイン

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ