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ラグビー コラム 2019年10月31日

「この試合のために4年間、準備してきた」。イングランド、決勝戦のメンバーを発表。ラグビーワールドカップ2019

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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11月2日(土)、神奈川・横浜国際総合競技場。ラグビーワールドカップ決勝戦で、イングランド世界ランキング1位)と南アフリカ(同2位)が激突する。

2日前の10月31日(木)、イングランドが試合登録メンバー23名を発表した。

4度目の決勝進出で2003年大会以来、2度目の優勝を目指すイングランドは、先発15人は準決勝と同じメンバー。

平均年齢は27歳で、キャップ数の平均(ブリティッシュアンドアイリッシュライオンズの遠征含む)は51キャップとなった。

SO(スタンドオフ)にはジョージ・フォード、キャプテンのオーウェン・ファレルはインサイドCTB(センター)に入った。

また、エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)が「カミカゼキッズ」と呼ぶ、FL(フランカー)トム・カリー、サム・アンダーヒルの平均年齢は22歳で、これまで決勝に進出したチームでは最も若いFLとなった。

控えには負傷したSH(スクラムハーフ)ウィリー・ヘインツに替わって、急遽招集されたSHベン・スペンサーが入った。

外国人HCでで初めて決勝に進出したジョーンズHCは「この試合のために4年間、準備してきた」。

「どのようなプレーがしたいか、戦術的な明確さもありますし、フィットもしていますし、この大会を楽しんでいます。悲しいのはこの大会が間も無く終わってしまうことだけです」。

「素晴らしい時間を過ごしてきました。もっと続けたいですが終わりが来てしまうので、最後の1試合でいいプレーがしたい」。

「だから、土曜日に何も恐れることはなく、グラウンドに出てプレーをするだけです」と意気込んだ。

また、指揮官は南アフリカと対戦することに関して「歴史的に世界で最もフィジカルなチームです」。

「簡単には私たちのプレーをさせてくれないでしょう。彼らのフィジカルに立ち向かわなければいけませんが、それを乗り越えて自分たちのプレーをしたいです」。

「私たちは準備をしてきたし、なにが向かってくるかわかっているので恐れはありません」と話した。

また、キャプテンのSOファレルは「(南アフリカの)WTB(ウィング)チェスリン・コルビが脅威なのは誰の目にも明らかです。彼にボールを渡してしまったら決めてしまう。気をつけなければなりません」。

「さらにFB(フルバック)ウィリー・ルルーやSHフランソワ・デクラークやフィジカルが強く危険な選手もいます。大事なのは彼らにボールを持たせないように働くことです」と相手のキープレイヤーを挙げつつ、ゲームプランについて話した。

「準備はできた」とジョーンズHCもファレル キャプテンも自信を見せるイングランドは、2度目の栄冠に輝くことはできるか。


イングランド 試合登録メンバー

1 マコ・ヴニポラ
2 ジェイミー・ジョージ
3 カイル・シンクラー
4 マロ・イトジェ
5 コートニー・ロウズ
6 トム・カリー
7 サム・アンダーヒル
8 ビリー・ヴニポラ
9 ベン・ヤングズ
10 ジョージ・フォード
11 ジョニー・メイ
12 オーウェン・ファレル ◎キャプテン
13 マヌー・トゥイランギ
14 アンソニー・ワトソン
15 エリオット・デイリー

◆控え

16 ルーク・カーワン ディッキー
17 ジョー・マーラー
18 ダン・コール
19 ジョージ・クルース
20 マーク・ウィルソン
21 ベン・スペンサー
22 ヘンリー・スレード
23 ジョナサン・ジョセフ

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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