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日本、28-21でスコットランドを撃破、プールA首位でベスト8進出。ラグビーワールドカップ2019 日本 vs. スコットランド
ラグビーニュース by J SPORTS 編集部ラグビーワールドカップは台風一過となったこの日、横浜国際総合競技場でのプール戦最後の試合で準々決勝進出を懸け、開催国の日本とティア1のスコットランドが激突。
最終的に日本が1トライを巡る攻防を制し、今大会ティア2で唯一のベスト8進出を果たした。
日本のキックオフで幕を開けた試合が動いたのは6分、ペナルティ絡みで敵陣深い位置へ攻め込んだスコットランドはSO(スタンドオフ)フィン・ラッセルのトライで先制すると、SH(スクラムハーフ)グレイグ・レイドロウがキックを決め、7-0とする。
対する日本は17分、左サイドに展開すると、WTB(ウィング)福岡堅樹のオフロードパスを受け取ったWTB松島幸太朗がそのままインゴールまで持ち込みトライ。SO田村優のキックも決まり、試合を振り出しに戻す。
さらに大声援を背に勢いを増す日本は25分、敵陣深い位置からFW(フォワード)陣が連続してオフロードパスを繋ぎ、最後はPR(プロップ)稲垣啓太のトライで逆転。田村のコンバージョンも決まり、14-7とする。
その後も日本はボール支配率を高めながら優勢に試合を運び、39分には左サイドタッチライン際へCTB(センター)ラファエレ ティモシーの繰り出したキックパスに、走り込んだ福岡が快速を飛ばしてトライを決め、21-7として後半へ折り返した。
勢いの止まらない日本は後半開始間もない2分にターンオーバーでボールを奪った福岡がそのまま独走でトライを決め、ボーナスポイントを確定させる4トライ目。
しかし、負けられないスコットランドもクイックスローを起点に、テンポの早い攻撃から敵陣深い位置でのピック・アンド・ゴーで押し込む状況を作る。
9分にPR WP・ネルのトライで久々に得点を挙げると、14分にもクイックスローからパスを繋いでトライを奪い、28-21とにわかに盛り返す。
それでも日本は動じずにゲームプランを変えることなく、ボールを保持しながら攻めるラグビーを展開し、7点差のリードを保ったままノーサイドを迎え、プール戦4試合全勝で悲願の準々決勝進出を果たした。
【ハイライト動画】日本vs.スコットランド ラグビーワールドカップ
(c) Rugby World Cup Limited 2019
J SPORTS 編集部
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