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ラグビー ニュース 2019年10月17日

日本でプレーする南アフリカ代表選手が語る日本ラグビー。ワールドカップ準々決勝・日本vs.南アフリカ

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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写真:2018年からトップリーグでプレーするフェルミューレン

10月20日(日)に日本と準々決勝を戦う、南アフリカのNO8(ナンバーエイト)ドウェイン・フェルミューレン(クボタ)、FB(フルバック)ウィリー・ルルー(トヨタ自動車)、2人のトップリーガーが日本や日本のラグビーについて語った。

準々決勝に向けてNO8フェルミューレンは、「全くプレッシャーはない。自分自身も日本でプレーしている。日本が好きだし、食べ物や文化も大好きだ。開催国のチームと準決勝で戦えるなんて、とても素晴らしい機会です」と笑顔を見せた。

そして、「日本は以前とは全く違うプレースタイルです。幸いにも9月に一度対戦しているので、彼らの戦い方を少し走っています。なので、それに対する正しいプランで臨まないといけないね」。

「9月の対戦で日本は50分間ボールを持ちたい(ボールインプレー)と言っていましたが、実際には39分でした。日曜日は50分、それができるかもしれません」と予想した。

また、南アフリカ時代にもプレーし、クボタのチームメイトでもあるFL(フランカー)ピーター・ラブスカフニとの対戦については、「ラピースは今大会のトップ4のタックラーです。彼は私たちにとって手強い相手となるでしょう」。

「ラピースは選手としてもものすごく成長しましたし、人としても本当に素晴らしいです。彼はラグビーを熟知し、理解している。ラピースが日本のジャージーを着て日本のために戦い、その彼とワールドカップで対峙するなんてワクワクしますよ」と話した。

また、かつてキヤノンでプレーし、今シーズンからトヨタ自動車でプレーするFBルルーは、「日本のキックは我々バックスリーにとってはタフです。彼らはキックもいいですけど、それをチェイスするのが上手な選手もいますから」。

「日本のWTB(ウィング)をフェラーリに例えていましたけど、まさにその通りで、彼らはとてもスピードがあって、さらにワイドにボールを追います」と日本のBK(バックス)陣を警戒した。

ただ、世界的なFBは「もちろん、スプリングボクスにもフェラーリ(チェスリン・コルビ、マカゾール・マピンピ)がいます」。

「僕は(自動車に喩えるなら)どちらかというとトヨタの軽トラックですが(笑)。つまり、彼らを適切な位置に運んで、彼らのスペースにボールを供給できたらと思います」と自信ものぞかせた。

そして、日本のラグビーについて聞かれると「僕は2015年大会が終わってから日本でプレーをしていたので、日本がどんなラグビーなのかとよく聞かますが『トップリーグは15人でやるセブンズだ』と言っています」。

「とてもスピーディで、どこからでも走ってくるんです。トップリーグでは時に、かなりアンストラクチャーなことも多いですけど、それも楽しい」と説明した。

フェルミューレン、ルルーという2人のトップリーガーと日本の対戦が楽しみだ。

文:斉藤健仁

【ハイライト】2019年9月7日 日本 vs. 南アフリカ テストマッチ

ワールドカップ前に行われた日本vs.南アフリカ テストマッチ

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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