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台風で開催が危ぶまれた福岡での試合、フランスがアメリカに勝利。ラグビーワールドカップ2019 フランス vs. アメリカ
ラグビーニュース by J SPORTS 編集部ラグビーワールドカップは10月最初の試合で、死の組プールCのフランスとアメリカが福岡・東平尾公園博多の森球技場にて対戦。
台風接近に伴い、一時は開催が危ぶまれた試合は無事キックオフを迎え、ティア1のフランスが途中まで苦戦するも、最後は地力の違いを見せつけ勝利した。
アメリカのキックオフで始まった前半は5分、第1戦からスタメンを13人変更したフランスは自陣からパスを繋ぐカウンターで攻め上がる。
最後はSO(スタンドオフ)カミーユ・ロペズのキックパスが、WTB(ウィング)ヨアン・ユジェに繋がりトライ。FB(フルバック)トマ・ラモスがキックを決め、7-0とする。
対するアメリカは、序盤に好機でトライを奪い切れない場面が何度かあったが、18分にSOのAJ・マギンティが、PG(ペナルティゴール)を決めて3点を取り返す。
その後、フランスは23分にロペズがこの日2本目のキックパスを通し、これを捕球したWTBアリベルティ・ラカのトライで12-3とリードを広げるも、アメリカは30分にマギンティのPGで再び3点を返すと、そのまま12-6で後半へ折り返した。
後半も開始からフランスが押し気味に試合を進めるも、アメリカは粘り強いプレーで健闘を見せ、しばらくスコアの動かない展開が続く。
試合が動いたのは24分。アメリカはマギンティが22mライン付近からのPGを決め、12-9と点差を縮める。
しかし直後の26分、フランスは確実にパスを繋いでゲインを続け、最後はCTB(センター)ガエル・フィクーのトライを決めて勢いづく。
さらに29分にはロペズのキックパスから更にパスを繋ぎ、途中出場のバティスト・セランがインゴールへと持ち込み、ボーナスポイントを確定させる。フランスは38分にもとどめを刺すトライを決め、33-9で開幕2連勝を飾った。
【ハイライト】フランスvs.アメリカ ラグビーワールドカップ
(c) Rugby World Cup Limited 2019
J SPORTS 編集部
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