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ラグビー ニュース 2019年9月29日

アルゼンチン、前半で勝負を決めトンガに勝利。ラグビーワールドカップ2019 アルゼンチン vs. トンガ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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後半、お互いになかなか得点が奪えない拮抗した状況が続いた。やっと26分、トンガがスクラムを起点に右に展開し、途中出場のWTBクーパー・ヴナのオフロードパスからFBヴェアイヌが右隅に押さえてトライ、12-28と追い上げに成功する。

追加点が欲しいアルゼンチンも33分、途中出場のSOニコラス・サンチェスがPG(ペナルティゴール)を狙うも外してしまった。

結局、後半は、互いに決定力を欠いたが、試合は前半4トライを挙げたアルゼンチンが28-12でノーサイドを迎えた。プレイヤー・オブ・ザ・マッチにはハットトリックを挙げたアルゼンチンのHOモントーヤが選出された。

敗れたトンガのトウタイ・ケフHCは、「前半終了間際のトライはペナルティトライだと思った。あれが取れていればもっとやれたかもしれない」。

「それにしてもスキルの欠如とミスコミュニケーションで悪いスタートになった。それでも白旗をあげるべきところを諦めないのが選手たちのキャラクラーだ」と悔やみつつも選手たちをねぎらった。

ヤマハ発動機でのプレー経験のあるキャプテンのCTB(センター)シアレ・ピウタウは、「ティア1のチームにヘッドスタートさせてしまったら結果はこうなる。それでも2トライをあげたし、自分たちのフィジカルには自信を持ちたい」と前を向いた。

アルゼンチンのレデズマHCは、「前半は良かったが、後半はそうではなかった。今日のパフォーマンスではイングランド代表には勝てない。ミスタックルやハンドリングエラーなどは決して犯すことができない」。

「(イングランドの)エディー(・ジョーンズHC)はこの4年間、ワールドカップで優勝すると言い続けている。我々は挑戦者だ」と、すでに次へと気持ちを切り替えた。

これで総勝ち点を6とし、プールCで2位につけたアルゼンチンは10月5日(土)、東京スタジアムで首位に立つイングランド代表に挑む。

一方、いまだ勝ち点を挙げられていない、最下位のトンガは10月6日(日)に熊本でフランス代表と相見える。

文:斉藤健仁

【ハイライト】アルゼンチンvs.トンガ ラグビーワールドカップ

(c) Rugby World Cup Limited 2019

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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