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ラグビーワールドカップは早くも大会7日目を迎え、初めて九州に楕円の祭典が上陸。東平尾公園博多の森球技場 にて、プールBのイタリアと、カナダが対戦し、格上のイタリアが、48-7の大勝で開幕2連勝を果たした。
7トライで快勝の初戦から先発を10人変更したイタリアのキックオフで始まった前半。中3日のイタリアが、2分にSO(スタンドオフ)トンマーゾ・アランのPG(ペナルティゴール)で先制する。
さらにイタリアは7分、敵陣深い位置のスクラムからNO8(ナンバーエイト)アブラハム・ステインが一気に持ち込んでトライ。アランのキックも決まり、10-0とリードを広げる。
この後もボール支配率を高めて優位に試合を運ぶイタリアは、12分にゲームキャプテンのLO(ロック)ディーン・バッドがトライを決め、17-0とする。
一方、これが今大会初戦となったカナダは15分過ぎから固さが取れ始め、ペースを握った30分頃にかけて、再三にわたり敵陣22mライン内に攻め込むも、相次ぐハンドリングエラーでチャンスを逸する展開が続く。
結局、その後はスコアが動かず、カナダは無得点ながら、何とかゲームに留まったままハーフタイムを迎えた。
攻撃が停滞気味で前半を終えたイタリアは後半開始間もない3分、ラインアウトモールの流れから、フェイズを重ね、FL(フランカー)セバスチャン・ネグリのトライで加点。
すると、18分にもラインアウトからモールを組んで押し込み、ペナルティトライで、31-0として4トライのボーナスポイントを確定させる。
大差がつき、プレーに余裕の生まれたイタリアは21分にもトライを決めて突き放す。
一矢報いたいカナダは28分、SOピーター・ネルソンのロングゲインからWTB(ウィング)アンドリュー・コーへと繋いで大会初トライを奪うと、ネルソンがキックを決め36-7とする。
しかし、この後はイタリアが2トライを加えてノーサイドとなった。イタリアはこの日も7トライ、ボーナスポイントを加え、勝ち点5を追加。カナダは勝ち点0に終わった。
【ハイライト】イタリアvs.カナダ ラグビーワールドカップ
(c) Rugby World Cup Limited 2019
J SPORTS 編集部
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