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ラグビーワールドカップ大会6日目は、今大会初めて釜石鵜住居復興スタジアムを舞台に試合が開催。
プールDの世界ランク10位のフィジーと、19位のウルグアイが対戦。ウルグアイが接戦を制し、アップセットで2003年以来となるワールドカップ勝利を遂げた。
大会初戦となったウルグアイに対し、黒星発進となったオーストラリア戦から中3日でこの試合に臨んだフィジーは先発12人を変更し、キックオフを迎える。
フィジーは前半序盤、流れるようなボール回しから攻撃のリズムを作ると7分、ラインアウトからボールをHO(フッカー)メスラメ・ドラコトに戻し、そのままトライで先制に成功。
対するウルグアイは相手にボールを回される苦しい時間帯が続くも13分、相手のミスに乗じて敵陣でボールを奪取すると、SH(スクラムハーフ)サンティアゴ・アラタが相手タックルを振り切り独走でトライ。
O(スタンドオフ)フェリペ・バチェシがコンバージョンを決め、7-5と逆転に成功。
その後、フィジーは18分にFW(フォワード)陣で押し込む展開から、PR(プロップ)エロニ・マウィのトライで再逆転。 しかし、ウルグアイは手数をかけない攻撃から、21分と25分にトライで加点すると、37分にはPG(ペナルティゴール)を決めて24-12とし、支配率やテリトリーで下回りながらも、優位に試合を運んでハーフタイムを迎える。
フィジーは後半開始間もない5分にPGを外すと、7分にはLO(ロック)アピ・ラトゥニヤラワのトライで点差を詰めるも、続くコンバージョンを外すなど、流れに乗り切れない状況が続く。
それでも、ウルグアイが20分にPGを決めたのに対し、フィジーは66分のトライで22-27と追いすがる。
残り時間の少なくなった34分、敵陣でペナルティを得たウルグアイはバチェシが、この日6本目のキックを決め、値千金のゴールで30-22とリードを広げる。
終了間際にトライを許すも、30-27で逃げ切り、歴史的な勝ち点「4」を手にした。一方、2連敗のフィジーは「7点差以内の負け」「4トライ以上」でボーナスポイント「2」を獲得した。
【ハイライト】フィジーvs.ウルグアイ ラグビーワールドカップ
(c) Rugby World Cup Limited 2019
J SPORTS 編集部
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