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プール戦屈指の好カードはニュージーランドが南アフリカを振り切る。ラグビーワールドカップ2019 ニュージーランド vs. 南アフリカ
ラグビーニュース by J SPORTS 編集部カパオパンゴ|ラグビー ニュージーランド代表
(c) Rugby World Cup Limited 2019
ラグビーワールドカップ、プール戦屈指の大一番となったニュージーランドと南アフリカが横浜に相見えた一戦。
前半1分に南アフリカのSO(スタンドオフ)ハンドレ・ポラードが、52mのPG(ペナルティゴール)を決め、開始早々先制に成功する。その後は、支配率で上回るニュージーランドに対し、南アフリカが堅守を軸に好機を伺う展開が続く。
一進一退の攻防のなか、試合が動いたのは22分。ニュージーランドは自陣から相手のパスミスに乗じ、一気に敵陣深い位置まで攻め上がると、PGをSOリッチー・モウンガが決めて試合を振り出しに戻す。
勢いに乗るオールブラックスは直後の23分、キックを起点とした果敢な攻撃から最後はWTB(ウィング)ジョージ・ブリッジがトライを決め、モウンガのキックも成功して勝ち越しに成功。
ニュージーランドはさらに26分にも同じような展開から、LO(ロック)スコット・バレットのトライで加点し、キックも決め、17-3とリードを広げて後半へ折り返した。
後半の早い時間に得点したい南アフリカは、高いコンテストキックを自陣でキャッチしたWTBチェスリン・コルビが、一気に敵陣22mラインの内側まで持ち込んで流れを作る。
7分に中央を突破したFL(フランス)ピーター ステフ・デュトイがトライ。ポラードがコンバージョンを決め、17-10と盛り返す。さらに18分にはポラードが絶妙なDG(ドロップゴール)を決め、17-13として追い上げムードを加速させる。
対するオールブラックスは26分、相手スクラムをマイボールとした流れからPGをモウンガが決め、欲しかった追加点を挙げると、31分にはFB(フルバック)ボーデン・バレットによるPGで、23-13として主導権を取り戻す。
結局、試合はこのままノーサイドとなり、ニュージーランドが難敵・南アフリカを下して大会3連覇へ好スタートを切った。
【ハイライト】ニュージーランドvs.南アフリカ ラグビーワールドカップ
(c) Rugby World Cup Limited 2019
J SPORTS 編集部
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