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ラグビー コラム 2019年9月9日

慶應義塾、大東文化、流通経済、昨季の上位校が敗れる波乱。関東大学ラグビー

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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ワールドカップのため、長野・菅平高原のサニアパークで、開幕戦をセントラル開催で行わった関東大学ラグビー。9月7~8日の第2節は関東近郊で、関東大学ラグビー対抗戦、関東大学リーグ戦、それぞれ第2節の4試合が行われた。

対抗戦は昨年の上位チームの帝京大学、早稲田大学、明治大学が順当に勝つ中、昨年5位の筑波大学が、昨年3位の慶應義塾大学に0-14から3トライを重ねて、17-14で逆転勝利を収めた。

また、リーグ戦でも昨年5位の日本大学が前半からリードを奪い、NO8(ナンバーエイト)シオネ・ハラシリ(2年)の2トライなどで、34-28と昨年3位の流通経済大学に競り勝った。

さらに昨年6位の拓殖大学は昨年2位の大東文化大学と接戦を演じて、後半38分にFL(フランカー)アセリ・マシヴォウ(4年)のトライで逆転し、26-22で勝利を飾った。

◆筑波大学が0-14から逆転勝利!

開幕戦、明治大に逆転負けを喫した筑波大は、9月8日の第2節、慶應義塾大と激突した。前半は拮抗した状態が続くが、前半24分に慶應義塾大のFL川合秀和(4年)にトライを許し、後半6分にもLO(ロック)今野勇久(1年)にもトライされ、0-14とリードされる。

しかし、筑波大もあきらめない。9分、ゴール前のハイパントをこの試合はWTB(ウイング)に入った島田悠平(4年)がキャッチし、そのまま押さえてトライ(7-14)。

その後も筑波大は押し込まれる状況が続いたが、トライを許さなかったことが大きかった。後半38分に再び、WTB島田が右隅にトライを挙げて12-14とする。

写真:MOMに選ばれた筑波大CTB岡﨑(写真は開幕戦)

後半ラストプレー、筑波大はラインアウトの攻撃からこの試合、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝いたCTB(センター)岡﨑航大(3年)が抜けだし、最後は左に大きく展開し、WTB仁熊秀斗(3年)が押さえて17-14と逆転勝利。

なお、筑波大が慶應義塾大に勝利したのは2012年の対抗戦以来のこととなった。

対抗戦は帝京大、早稲田大、明治大の3校が、リーグ戦は東海大、日本大の2校が開幕連勝となった。第3節は9月14~15日に行われるが、ワールドカップ期間中は試合が行われず、対抗戦、リーグ戦ともに11月3日に再開する。

◆関東大学対抗戦
○筑波大学 17-14 慶應義塾大学●
○帝京大学 59-30 日本体育大学●
●成蹊大学 5-139 明治大学○
●青山学院大学 0-92 早稲田大学○

◆関東大学リーグ戦
●専修大学 12-98 東海大学○
○日本大学 34-28 流通経済大学●
●中央大学  5-41 法政大学○
○拓殖大学 26-22 大東文化大学●

また、関西リーグも第2節が行われ、天理大学、同志社大学が開幕2連勝となった。

◆関西大学リーグ
○同志社大学 49-42 近畿大学●
○京都産業大学 61-10 大阪体育大学●
○立命館大学 43-19 摂南大学●
○天理大学 75-12 関西学院大学●

文/写真・斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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