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ラグビー ニュース 2019年9月5日

ラグビー日本代表、「スプリングボクス」とのテストマッチに挑むメンバーを発表

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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9月4日(水)、ラグビー日本代表(世界ランキング10位)は6日(金)に埼玉・熊谷ラグビー場で、ワールドカップ前最後のテストマッチである「スプリングボクス」こと、南アフリカ代表(同5位)戦の先発予定メンバーを発表した。

南アフリカ代表は、7月~8月に行われた南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」で初優勝し勢いに乗っている相手である。

日本代表が南アフリカ代表と対戦するのは、2015年ワールドカップの予選プールで、34-32と勝利して以来のこととなった。これで、この4年間で日本代表は「ティア1」と呼ばれる世界の強豪10チーム全てと対戦することになる。

網走合宿でHO(フッカー)堀江翔太、FL(フランカー)姫野和樹が負傷したため、メンバー外となったものの、HO坂手淳史が先発。

宮崎合宿で負傷したPR(プロップ) 具智元と、PR中島イシレリの2人が23人のメンバー入りした。対南アフリカ代表ということで、サイズのあるLO(ロック)ヘル・ウヴェが先発する。

BK(バックス)はパシフィックネーションズ・カップでフィジー代表に勝利したメンバーと同じ。

また、唯一のノンキャップ選手であるPR北出卓也もリザーブに名を連ね、今年チーフスで活躍したWTB(ウィング)アタアタ・モエアキオラもベンチから出場機会を待つことになった。

メンバー発表をした後、ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)は「パシフィック・ネーションズカップでは、ティア2のチームに対して、いいパフォーマンスが出せましたが、次の対戦相手はステップアップになると思います。

世界でもっと大きな対戦相手、しかも身長も高い。かなりフィジカルなチャレンジで、選手たちをワールドカップのために準備するために必要な相手です。

(南アフリカ代表の)ラッシー・エラスムスHCが今回ベストメンバーを出してきたのは、日本代表に対してリスペクトしていると捉えられるので、選手たちも、(南アフリカの)ベストメンバーに自分たちの力を試せることを楽しみにしています」と話した。

また、FLリーチ マイケルキャプテンは「ワールドカップ前に南アフリカというとても強いチーム、優勝を狙えるチームと戦えるのは、自分たちの準備にとってとてもいい相手だと思っています。

ティア1の相手にどれだけできるかが、この2週間に影響すると思います。この4年間積み重ねてきたことのすべてを南アフリカにぶつけて、このチームがどれだけ強くなったか試したい。

(南アフリカ代表の)ベストメンバーを見て、うれしかったですね。日本代表をしっかりリスペクトしているし、この試合を大事にしていると感じました」と腕を撫した。

また、リーチキャプテンは「正直、前回大会で対戦したときは南アフリカ代表を本当に上の存在にしか見えなかった。今回もそうです。

でも、大事なのは1人ひとりを見ること。1人ひとりの分析を見れば、弱点が見えてくる。弱点を見れば、思ったより強いイメージが少しずつなくなって、人間対人間の勝負になると、僕らも十分に戦える自信になる」と話した。

南アフリカ代表は7月、「オールブラックス」こと、ニュージーランド代表と16-16と引き分けたメンバーと22人が同じという豪華なメンバーとなった。

世界屈指のフィジカル強国に、どのような試合ができるかは、ワールドカップ直前の大きな試金石となることは間違いない。

【日本代表メンバー】

1 稲垣啓太(パナソニック、28)
2 坂手淳史(パナソニック、16)
3 具智元(ホンダ、7)  
4 トンプソン ルーク(近鉄、66)
5 ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機、13)
6 リーチ マイケル(東芝、62)◎キャプテン
7 ピーター・ラブスカフニ(クボタ、2)
8 アマナキ・レレィ・マフィ(NTTコミュニケーションズ、24)
9 茂野海人(トヨタ自動車、9)
10 田村優(キヤノン、57)
11 福岡堅樹(パナソニック、33)
12 中村亮土(サントリー、18)
13 ラファエレ ティモシー(神戸製鋼、17)
14 松島幸太朗(サントリー、33)
15 ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ、9)

◆控え

16 北出卓也(サントリー、0キャップ)
17 中島イシレリ(神戸製鋼、2)
18 ヴァル アサエリ愛(パナソニック、8)
19 ジェームス・ムーア(宗像サニックス、2)
20 徳永祥尭(東芝、11)
21 流大(サントリー、18)
22 松田力也(パナソニック、19)
23 アタアタ・モエアキオラ(神戸製鋼、3)

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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