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ラグビー ニュース 2019年9月3日

日本と対戦するサモアが代表スコッド31名を発表。ラグビーワールドカップ

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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写真:日本でのプレー経験も長いSOピシがチームの中軸

9月1日(日)、2019年ラグビーワールドカップに出場し日本代表と同じプールAに入ったサモア代表は、ワールドカップ出場する最終スコッド31名の選手を発表した。

キャプテンのFL(フランカー)ジャック・ラムを筆頭に、サントリーやサンウルブズでも活躍した、3大会目の出場となるベテランSO(スタンドオフ)トゥシ・ピシ(豊田自動織機)。

リコーでプレーした7人制ラグビーでオールブラックス経験ものWTB(ウィング)/FB(フルバック)ティム・ナナイ ウィリアムズら前回大会の経験者8人が選出された。

一方でPR(プロップ)マイケル・アラアラトア、SH(スクラムハーフ)のスコット・マルーアはノンキャップながらも選ばれた。

スーパーラグビーのチャンピオンチームであるクルセイダーズでプレーするアラアラトアの、父ヴィリも元サモア代表。1991年の初出場でベスト8進出を果たした時の選手だ。弟のアランはオーストラリア代表として、今大会にも出場する。

アラアラトアは、8月31日に行われたニュージーランド・ハートランド15(NZ代表に準じる代表)との試合で、2トライを挙げアピールし36-19と勝利に貢献した。

スティーブ・ジャクソンHC(ヘッドコーチ)は、「彼は優れた選手であり、私たちは彼がどうしても必要だった。クルセイダーズでの経験で、勝利というものを知っている。チームにいる他の選手やチームにいる他のPRに何か違うものをもたらしてくれるだろう」と述べた。

また、「我々はワールドカップに戦うのに必要な大きな(FWの)パックを持っているが、現代のラグビーでは前にボールを供給するために、セットピースで勝つことが必要だ。

また、速いゲームをしたいので、それができる選手たちが揃った。そして重要なのは非常に優れた意思決定者を持つことで、私たちにはピシがいる」と続けた。

残念ながら、宗像サニックスやサンウルブズでプレーしたWTBのJJタウランギ、2018-19シーズンのセブンズワールドラグビー活躍したWTBジョニー・ヴァイリは外れた。

サモア代表は来週末、シドニーで行われる最後の強化試合でオーストラリア代表と対戦する。もしかしたら、この試合で、ワールドカップ前に、アラアラトア兄弟が直接顔を合わせるかもしれない。

◆ワールドカップ プールAスケジュール
9月24日(火) vs.ロシア代表(埼玉・熊谷ラグビー場)
9月30日(月) vs.スコットランド代表(兵庫県・神戸市御崎公園球技場)
10月5日(土) vs.日本代表(愛知・豊田スタジアム)
10月12日(土) vs.アイルランド代表(福岡・東平尾公園博多の森球技場)

サモア代表ワールドカップメンバー

( )内は所属、キャップ数
☆:過去のワールドカップ出場回数

【FW:17名】

◆PR(プロップ)
マイケル・アラアラトア/Michael Alaalatoa(クルセイダーズ/ニュージーランド、0)
ロゴヴィ・ムリポラ/Logovi'i Mulipola(ニューカッスル・ファルコンズ/イングランド、29)☆☆
ジェームズ・レイ/James Lay(ブリストル/イングランド、11)
ジョーダン・レイ/Jordan Lay(ブリストル/イングランド、14)
ポール・アロ エミール/Paul Alo-Emile(スタッド・フランセ/フランス、12)

◆HO(フッカー)
モトゥ・マトゥ/Motu Matu’u(ロンドン・アイリッシュ/イングランド、20)☆
セイララ・ラム/Seilala Lam(ペルピニャン/フランス、12)
レイモンド・ニウア/Raymond Niuia(ハイランダーズ/NZ、3)

◆LO(ロック)
ケイン・レアウペペ/Kane Leaupepe(ハリケーンズ/NZ、5)
テオフィロ・パウロ/Teofilo Paulo(ロンドン・アイリッシュ/イングランド、33)☆
セニオ・トレアフォア/Senio Toleafoa(ヌヴェール/フランス、2)

◆FL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)
ジャック・ラム/Jack Lam(無所属、34)☆
TJ・イオアネ/TJ Ioane(ロンドン・アイリッシュ/イングランド、20)☆
クリス・ブイ/Chris Vui(ブリストル/イングランド、14)
ピウア・ファアサレレ/Piula Faasalele(ペルピニャン/フランス、18)
ジョシュ・ティレル/Josh Tyrell (オヨナクス/フランス、6)
アファエセティティ・アモサ/Afaesetiti Amosa(ボルドー・ベグル/フランス、2)

【BK:14名】

◆SH(スクラムハーフ)
メラニ・マタヴァオ/Melani Matavao(アアナ・チーフス、9)
ドゥウェイン・ポラタイヴァオ/Dwayne Polataivao(ドンカスター/イングランド、12)
スコット・マルーア/Scott Malolua(レッズ/オーストラリア、0)

◆SO(スタンドオフ)
トゥシ・ピシ/Tusi Pisi(豊田自動織機、37)☆☆
Aj・アラティム/AJ Alatimu(ウェスタン・フォース/オーストラリア、4)
UJ・セウテニ/UJ Seuteni(ボルドー・ベグル/フランス、2)

◆CTB(センター)
レイ・リー ロRey Lee-Lo(カーディフ・ブルーズ/ウェールズ、24)☆
アラパティ・レイウア/Alapati Leiua(ブリストル・イングランド、27)
キーロン・フォノティ/Kieron Fonotia(スカーレッツ/ウェールズ、9)
ヘンリー・タエフ/Henry Taefu(ウェスタン・フォース/オーストラリア、3)

◆WTB(ウィング)/FB(フルバック)
ティム・ナナイ ウィリアムズ/Tim Nanai Williams(クレルモン・オーヴェルニュ/フランス、11)☆
エド・フィドウ/Ed Fidow(ウスター・ウォーリアーズ/イングランド、7)
ベルジウム・トゥアタガロア/Belgium Tuatagaloa(無所属、2)

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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