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写真:トライを挙げる早稲田WTB桑山
8月31日(土)『令和最初』の関東大学ラグビーが長野・菅平高原で開幕戦を迎えた。
9月20日にオープニングマッチを迎えるラグビーワールドカップの影響で、史上初めて菅平高原のサニアパークでのセントラル開催となり、関東大学対抗戦2試合、関東大学リーグ戦2試合の計4試合が行われた。
対抗戦は昨年度の優勝校の1つ、早稲田大学が先制点こそ許したが、日本体育大学に68-10で快勝。昨年度の大学選手権王者の明治大学は、筑波大学に一時7点差に迫られたが、地力の差を見せて59-33で勝利した。
リーグ戦は格上の流通経済大学が接戦を制して拓殖大学を31-19で下した。また、昨年度の王者・東海大学が16トライの猛攻を見せて、中央大学に100-21で勝利した。
今年の関東大学ラグビーの開幕戦は早稲田大vs.日本体育大だった。早稲田大有利と思われたが、前半2分、ターンオーバーから日本体育大のWTB(ウイング)沢村舜(3年)にトライを許して、0-7と先制される。
しかし、モールやスクラムなどで上回っていた早稲田大は、前半11分、WTB桑山淳生(4年)のトライを皮切り、徐々にペースを握り、SO(スタンドオフ)岸岡智樹(4年)の2トライなど、5トライを挙げて35-10で前半を折り返す。
後半は早稲田大のペースが続き、さらに5トライを重ねて、早稲田大が68-10で開幕戦を白星で飾った。
写真:MOMは早稲田の主将SH齋藤
点数を見れば快勝だった早稲田大だが、この試合のMOM(マンオブザマッチ)のキャプテンSH(スクラムハーフ)齋藤直人(4年)は「試合の入りが課題。結果として多くの点数が取れたが、(相手に)取られた10点を突き詰めて、次の青山学院大学戦に臨みたい」と気を引き締めていた。
写真:ランで魅せた明治SO山沢
昨年度は、対抗戦3位タイ(4位扱い)ながらも、22年ぶりに大学選手権で優勝した明治大は、筑波大と対戦した。互いに接点にこだわるチームだけに、序盤から激しいファイトが繰り広げられた。
ただ、地力に勝る明治大がLO(ロック)箸本龍雅、SO山沢京平、CTB(センター)森勇登(いずれも3年)の突破やトライで4トライを重ねて、26-21で前半を折り返した。
後半、意地を見せたい筑波大はCTB岡崎航大(3年)、FB(フルバック)松永貫汰(2年)のトライで、33-26と7点差に追い上げる。
写真:MOMは明治NO8坂
しかし、地力に勝る明治大がSO山沢らのトライで突き放し、59-33で勝利した。MOMは明治大のNO8(ナンバーエイト)坂和樹(4年)が受賞した。
明治大のキャプテンHO(フッカー)武井日向「いつもと違う菅平の開幕戦で、いつもと違う緊張感の中、試合に臨みました」。
「勝ち切れたことはよかったが、相手に主導権を握られたり、隙を見せたりしてしまったので、課題を修正して、レベルアップして次の試合に臨みたい」と先を見据えた。
いずれにせよ、開幕戦は昨年度の上位校が順当に勝利を収めた。
◆関東大学対抗戦
○早稲田大学 68-10 日本体育大学
○明治大学 59-33 筑波大学
◆関東大学リーグ戦
○流通経済大学 31-19 拓殖大学
○東海大学 100-21 中央大学
文/写真:斉藤健仁
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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