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ラグビー ニュース 2019年8月13日

エディー・ジョーンズHC、イングランド代表を発表。ラグビーワールドカップ

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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写真:チームを引っ張るSOファレル主将

8月12日(月)、イングランド代表のエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)は、ワールドカップ日本大会に向けてのスコッド31名を発表した。

キャプテンは2015年に続いて2度目の出場となるSO(スタンドオフ)オーウェン・ファレルが務めることになった。

31人のメンバーの総キャップ数は1000を超え、うち17名はワールドカップ出場経験がある選手たちで構成された。

そして、PR(プロップ)ダン・コール、LO(ロック)コートニー・ローズ、SH(スクラムハーフ)ベン・ヤングスは3大会目のワールドカップ出場となり、コールとヤングスは、ともに86キャップでチーム最多となる。

サプライズは7人制ラグビーのイングランド代表で長くプレー、今シーズン15人制に転向してプレミアシップで活躍したWTB(ウィング)ルアリドフ・マコノヒーで、今大会唯一のノンキャップ選手となる。

そして先日、トゥイッケナムスタジアムで行われ、33−19で勝利したウェールズ代表戦で初キャップを獲得したFL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)ルイス・ルドラム、HO(フッカー)ジャック・シングルトン、SH(スクラムハーフ)ウィリー・ハインツの3人が選出された。

ジョーンズHCは、「今日はワールドカップに向けての新たな一歩です。これまでの大会から学んだことを踏まえ、早期に決定しました」。

「そうすれば、今までで最高の準備をしたイングランド代表になり、ワールドカップで優勝する準備ができるでしょう」と、やや早めに発表した理由を話した。

選外の選手に関しては「多くの優秀な選手が脱落しています、皆さんも、そして私個人的にも残念だと感じているでしょう」。

「しかし、ご存知のようにワールドカップは、チャンスを得るのが信じられないようなトーナメントであり、そのチャンス逃したすべての選手は、やはりそのための準備をもっとしなければならなかった」と続けた。

イングランド代表は8月17日に、今度はアウェイでのウェールズ戦、24日にアイルランド戦、そして9月6日にイタリア戦と3試合のテストマッチを行ってから日本へ向かう。

ジョーンズHCは「これらすべての試合は、ゲームフィットネス、チームの結束、および戦術的な適応性を向上させる機会です。それぞれの試合には特定の目的があります」とこの3試合の意味合いを述べた。

ワールドカップも、日本もよく知るジョーンズHCは、イングランド代表を2度目のワールドカップ制覇に導くことができるか。

◆イングランド代表 ワールドカップ日程(プールC)
・ 9月22日 トンガ代表(札幌)
・ 9月26日 アメリカ代表(神戸)
・10月 5日 アルゼンチン代表(東京)
・10月12日 フランス代表(横浜)

イングランド代表メンバー

※数字はキャップ数
☆は過去のワールドカップ出場大会数

【FW:17人】

◆PR(プロップ)
ダン・コール/Dan Cole(レスター・タイガース、86) ☆☆
エリス・ゲンゲ/Ellis Genge (レスター・タイガーズ、10)
ジョー・マーラー/Joe Marler (ハレクインズ、58) ☆
カイル・シンクラー/Kyle Sinckler (ハレクインズ、22)
マコ・ヴニポラ/Mako Vunipola (サラセンズ、53 caps) ☆

◆HO(フッカー)
ルーク・カーワン=ディッキー/Luke Cowan-Dickie (エクセター・チーフス、12)
ジェイミー・ジョージ/Jamie George (サラセンズ、37)☆
ジャック・シングルトン/Jack Singleton (サラセンズ、1 )

◆LO(ロック)
マロ・イトジェ/Maro Itoje (サラセンズ、27 )
ジョージ・クルーズ/George Kruis (サラセンズ、32) ☆
ジョー・ローンチベリー/Joe Launchbury (ワスプス、59) ☆
コートニー・ローズ/Courtney Lawes (ノーサンプトン・セインツ、72) ☆☆

◆FL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)
トム・カリー/Tom Curry (セール・シャークス、11 )
ルイス・ルドラム/Lewis Ludlam (ノーサンプトン・セインツ、1)
サム・アンダーヒル/Sam Underhill (バース・ラグビー、9)
ビリー・ヴニポラ/Billy Vunipola (サラセンズ、42) ☆
マーク・ウィルソン/Mark Wilson (ニューキャッスル・ファルコンズ / セール・シャークス、13)

【BK:14人】

◆SH(スクラムハーフ)
ウィリー・ハインツ/Willi Heinz (グロスター・ラグビー、1)
ベン・ヤングス/Ben Youngs (レスター・タイガーズ、86 ) ☆☆

◆SO(スタンドオフ)
オーウェン・ファレル/Owen Farrell (サラセンズ、70 ☆
ジョージ・フォード/George Ford (レスター・タイガーズ、56 ) ☆

◆CTB(センター)
ピアーズ・フランシス/Piers Francis (ノーサンプトン・セインツ 5)
ジョナサン・ジョセフ/Jonathan Joseph (バース・ラグビー、41) ☆
ヘンリー・スレイド/Henry Slade (エクセター・チーフス、22) ☆
マヌー・ツイランギ/Manu Tuilagi (レスター・タイガーズ、33) ☆

◆WTB(ウィング)
ジョー・コカナシガ/Joe Cokanasiga バース・ラグビー、5)
ジョニー・メイ/Jonny May (レスター・タイガーズ、45) ☆
ルアリドフ・マコノヒー/Ruaridh McConnochie (バース・ラグビー、0)
ジャック・ノーウェル/Jack Nowell エクセター・チーフス、33) ☆

◆FB(フルバック)
エリオット・デーリー/Elliot Daly (サラセンズ、31)
アンソニー・ワトソン/Anthony Watson (バース・ラグビー、34)☆

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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