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写真:2015年、日本戦でのフィジー代表
パシフィック・ネーションズカップ(PNC)の開幕戦、7月27日(土)に岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで日本代表(世界ランキング11位)と対戦するフィジー代表(同9位)の出場予定メンバー23名が、25日に発表された。
試合前には戦いの舞である「シンビ」を披露するフィジー代表のメンバーは、7月13日に、62年ぶりに勝利を収めたマオリ・オールブラックス戦の先発メンバー12名が同じという強力な布陣となった。
ハーフ団はSH(スクラムハーフ)フランク・ロマニ、スーパーラグビーでもプレーしていたSO(スタンドオフ)ベン・ヴォラヴォラ、そして昨年度までクボタでプレーしていたWTB(ウィング)パトリック・オズボーンも入った。
FW(フォワード)では、リオデジャネイロ五輪の金メダリストであるLO(ロック)レオネ・ナカラワ、FL(フランカー)セミ・クナタニ、NO8(ナンバーエイト)ヴイリアメ・マタの3人も先発する。
フィジー代表のジョン・マッキーHC(ヘッドコーチ)は「ラグビーワールドカップへの道をさらに進め、私たちのゲームプランとシステムをより深く理解しているところ」。
「日本代表戦でこのような強いメンバーを挙げることができたことを嬉しく思います」と話した。
1番PR(プロップ)にはエロニ・マウイを抜擢し、HO(フッカー)のサム・マタヴェシと3番マナサ・サウロと共に第1列で先発する。
「マウイは選択に値する。何度かのテストマッチで、控えからプレーした有望株であり、今週の土曜日には先発でアピールする機会だ」(マッキーHC)。
日本代表戦でのポイントを聞かれて、「私たちはスヴァで、マオリ・オールブラックスに対してフィジカルな戦いをしました。日本に対してもこのような支配を繰り返すことが重要です」。
「彼らは非常に高いテンポと非常に速いゲームでプレーするので、私たちは日本に得点の機会を与えないために、ディフェンスシステムと非常に努力する必要があります」と意気込んだ。
来日する前に、すでに2試合、マオリ・オールブラックスと対戦し、準備万端のフィジー代表。開幕戦から日本代表に本気でぶつかってくることは必至だ。
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