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ラグビー ニュース 2019年7月2日

アタアタ・モエアキオラ、スーパーラグビーを終え日本代表合宿に合流

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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7月1日(月)、パシフィックネーションズカップ(PNC)、そしてラグビーワールドカップに向け、宮崎で行われているラグビー日本代表合宿にチーフスでプレーしたWTB(ウィング)アタアタ・モエアキオラ(神戸製鋼)が合流した。

モエアキオラは雨の中でも元気にタックル練習に精を出していた。日本代表活動に参加するのは、3キャップを獲得した2016年春のアジア勢と対戦したとき以来である。

モエアキオラは第一声で「ここ(日本代表)まで戻ってきたことが嬉しいですし、感謝しています。やっぱり(ワールドカップ)日本大会でプレーしたかった。出たい気持ちが強くあった。連絡が来てうれしかった!」と声を弾ませた。

チーフスでどこが成長したか?と聞かれてモエアキオラは、「たくさん成長、いろいろ学んだけど、まず、自分の身体をでかくしすぎたというアドバイスもらいました。

「日本に来て(体重は)116kgまで上がりましたけど、BK(バックス)ではそこまで必要がないとアドバイスを受けました。

トレーニングと食事制限して、体脂肪率も結構落ちました。今は106kgです。食べる量というか食べるものをコントロールした。ちゃんとバランスとった食事にした。スピードと身体もちょっと軽く感じた」と話した。

チーフスで9試合に出場し、3トライの活躍を見せた要因は、体重を落とし、スピードとフィットネスを上げたことが大きな要因の1つとなった。また、チーフスのコーチにボールを持っていないときの動きも指導されたという。

ただ、自分の強みは変わらず、「フィジカル」だという。「ニュージーランドでも世界レベルでも、コーチに自分の強みはフィジカルと言われた」。

「自分の強みをしっかりアピールして、(PNCの)試合に選んでもらったら、誰よりもそこ(フィジカル)をアピールしたい!」と前を向いた。

競争の激しいWTBのポジションで、モエアキオラは練習からアピールして、まずはPNCのメンバー入りを目指す。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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