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ラグビー ニュース 2019年6月16日

全日程を終了。Aグループは帝京大学、Bグループは明治大学が優勝。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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6月16日(日)、ラグビー関東大学春季大会A~Cグループの計8試合が行われた。

Aグループは帝京大学、東海大学、早稲田大学に優勝の可能性があり、最終戦に勝利した帝京大と東海大が総勝ち点26で並んだが、得失点差で帝京大が優勝。

Bグループは昨年度の大学選手権覇者の明治大学が5戦全勝(総勝ち点30)で優勝、Cグループは4勝1敗(総勝ち点25)の専修大学が優勝した。

東海大グラウンドでは東海大vs.慶應義塾大学が対戦した。東海大は総勝ち点で並ぶ帝京大に、得失点差で大きく水をあけられていたが、帝京大vs.早稲田大の結果如何では、春季大会初優勝の可能性もあった。

試合はセットプレー、特にスクラムで優勢だった東海大が、序盤からペースをつかむ。前半、ボールを展開し、最後はFB(フルバック)酒井亮治(2年)がトライを挙げて、ゴールも決まり7-0と先制する。

18分にはステップで抜け出したWTB(ウィング)千葉真之亮(2年)がトライを挙げて12-0とリードを広げる。

26分、慶應義塾大もWTB宮本恭右(3年)がトライを返すが、前半終了間際、東海大はゴール前のモールからNO8(ナンバーエイト)吉田大亮(3年)がトライを挙げて、19-5として前半を折り返した。

写真:セットプレーは東海大が優勢

後半も先に得点を挙げたのは東海大だった。再び、モールを押し込んで、最後はHO(フッカー)田中煕(2年)がトライを挙げて24-5と大きくリードした。

慶應義塾大も継続したアタックを見せてSH(スクラムハーフ)若林俊介(3年)がインゴールに飛び込んで、24-10と追い上げる。しかし、20分、東海大は再び、HO田中がトライを挙げて29-10とした。

後半になって攻撃にテンポの出てきた慶應義塾大だが、ミスも目立ちPR(プロップ)鈴木悠太(1年)が1本返すのがやっとだった。試合はそのまま東海大が29-17で勝利した。

東海大は5トライを挙げてボーナスポイントを得たが、帝京大も早稲田大に61-24と快勝したため、総勝ち点26で並び、得失点差で帝京大が2年ぶり7度目の春の王者に輝いた。

◆東海大学ゲームキャプテンPR中野幹

「他力本願だったので、優勝がかかっていることは気にしなかった。自分たちにフォーカスした。ラインアウトモールやスクラムは満足いく内容ではなかった。そこで流れをつかめなかった。

もっと攻撃でアタックマインドを持ってやりたかった。春季大会は負けなかったが、満足はいかなかった。あくまでも秋、冬にいい結果を残したい。日本一になりたい」

◆慶應義塾大学キャプテンCTB栗原由太

「相手の強みはセットプレー、モールとわかっていたが、それ以前に僕たちが攻撃でミスしてしまった。エリアマネジメントは良かったが、敵陣に入ったときの精度が悪かったことが反省。

(春季大会は)1試合1試合、無駄はなかった。ひとつひとつ積み重ねることができた。春の課題を克服して、夏に挑んで、秋につなげれば結果はついてくると思います」

◆Aグループ
○帝京大学 61-24 早稲田大学●
○東海大学 29-17 慶應義塾大学●
△大東文化大学 28-28 流通経済大学△

◆Bグループ
○明治大学 66-19 日本大学●
○筑波大学 40-17 拓殖大学●

◆Cグループ
○日本体育大学 22-21 成蹊大学●
○専修大学 48-10 立教大学●
○中央大学 55-31 関東学院大学●

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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