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ラグビー ニュース 2019年5月26日

令和初の早慶戦は早稲田の勝利。東海は帝京から初白星。ラグビー関東大学春季大会の結果

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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5月26日(日)、ラグビー関東大学春季大会はAグループ2試合、Bグループ2試合、Cグループ3試合の計7試合が行われた。

Aグループでは東海大学が、帝京大学を31-26で下し開幕3連勝。敗れた帝京大は3勝1敗となった。また早稲田大学が慶應義塾大学との早慶戦に36-12と快勝した。

Bグループでは大学王者の明治大学が法政大学を寄せ付けず、開幕4連勝を達成した。

5月26日(日)、長野Uスタジアムで、令和になってから初めての「早慶戦」が行われた。30度を超え、夏の暑さを感じる中、展開力の勝る早稲田が試合の主導権を握る。

前半6分、NO8(ナンバーエイト)丸尾崇真(3年)が抜けだし、60mを走りきってトライ。

9分にはケガの齋藤直人キャプテンの替わりにSH(スクラムハーフ)で先発した河村謙尚(2年)、13分にはSO(スタンドオフ)岸岡智樹がトライを挙げて19-0とリードする。

その後、慶應義塾大もディフェンスで粘りはじめ、スクラムでは相手を圧倒。敵陣で攻める時間帯が増えたが、決定力に欠けて得点を挙げることができなかった。

後半、再び、早稲田大が攻めに転じてボールを動かして、2分、SO岸岡が今日2本目のトライ、ゴールも自ら決めて26-0とした。7分、慶應義塾大はやっとゴール前でSHのパスからCTB(センター)三木亮弥(3年)がトライを挙げて26-7とした。

しかし、再び早稲田の時間となり11分、23分にCTB長田智希、FB(フルバック)河瀬諒介がトライを挙げて36-7で勝負を決めた。

慶應義塾大は29分にゲームキャプテンを務めたFL(フランカー)川合秀和がトライを返したが結局、試合は早稲田大が36-12で勝利しノーサイドを迎えた。

早稲田大は前半後半3本ずつトライを挙げて、しかもその内5本がBK(バックス)でのトライと持ち前の展開力が光った。

ゲームキャプテンのFL幸重天(4年)は「今日はディフェンスをテーマにやってきて、勝てて素直に嬉しく思います。昨年は2試合とも僅差で勝てましたが、やっぱり(慶應義塾大は)手強い相手ですし、伝統の一戦に春に勝てて自信になった」と胸を張った。

慶應義塾大は負けたものの、スクラムでは終始プレッシャーをかけ、1年生3人が途中出場するなどポジティブな面もあった。

ゲームキャプテンのFL河合は「強みのスクラムで少し前に出られてところはポジティブに受け取って次につなげたい」。

「早稲田大は昨年度の最終戦で負けた相手なので、特別の気持ちもありました。まだ春でいろいろ学ぶことがあったので、戦術もチームの仕組みも変わったので、秋に向けて準備していきたい」と前を向いた。

◆Aグループ
○早稲田大学 36-12 慶應義塾大学●
●帝京大学 26-31 東海大学

◆Bグループ
●法政大学 14-71 明治大学○
○日本大学 81-0 拓殖大学●

◆Cグループ
○立教大学 33-19 日本体育大学●
●関東学院大学 26-57 専修大学○
○成蹊大学 28-20 中央大学●

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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