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5月7日、ワールドラグビーから2019年ラグビーワールドカップの審判団(マッチオフィシャル)23名が発表。
ワールドカップは予選プールから決勝トーナメントまで48試合が行われるが、レフリー12名、アシスタントレフリー7人、TMO (テレビジョン・マッチ・オフィシャル)4名によって担当する。
アシスタントレフリーに日本の久保修平レフリー(37歳/日本ラグビー協会A級レフリー)の名があった。日本人としてワールドカップの審判団に選ばれたのは、4人目の快挙だ。
1995年大会には故・齋藤直樹氏が唯一、レフリーとして笛を吹き、1991年大会には八木宏器氏、1999年大会には岩下眞一氏が線審(現・アシスタントレフリー)を担当した。
久保レフリーは2005年から日本ラグビー協会が始まった「レフリーアカデミー」の第1期生で、日本だけでなく海外でも研鑽を積んだ。
2016年にはスーパーラグビーで初めて笛を吹き、今年はシックス・ネーションズ(欧州6カ国対抗戦)でもアシスタントレフリーを担当。そういった活動が認められての今回の選出となったというわけだ。
久保レフリーは日本ラグビー協会を通して、こうコメントした。
「この度、ラグビーワールドカップ2019日本大会にマッチオフィシャルとして選出して頂きました事は、大変嬉しく光栄であります。
日本人、そしてアジアのレフリーの代表としてベストなパフォーマンスが発揮できるよう、最大限の準備をして世界最高峰の大会に臨みたいと思います。そして、そこでの学びを日本、アジアのレフリングの発展に繋げていく事も私の役目だと理解しております。
これまでご尽力頂きました日本ラグビーフットボール協会はじめ、私を支えて下さったレフリー仲間、スタッフ、そしていつも応援してくれている家族など、これまで関わって下さった皆様に心から感謝申し上げます」。
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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