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試合は前半から主導権を握って勢いに乗りたいサンウルブズが、4分、10分とSOパーカーの連続PG(ペナルティゴール)で6-0とリードする。
しかし、13分にレッズSOヘガティーにPGを返され、さらに直後の14分にはレッズNO8ヒギンボサムがインターセプトし自陣から独走、最後はSOヘガティーがトライ。ゴールは外れたが、6-8とレッズに逆転を許してしまう。
だが、20分、サンウルブズは敵陣でスクラムを起点にSH茂野からパスを受けたSOパーカーのグラバーキック、そのボールをインゴールでWTBファンデンヒーファーが押さえてトライ。
右隅からの難しい角度のゴールを名手SOパーカーがしっかり決めてサンウルブズが、13-8と逆転
しかし、24分にPR三上、36分にWTBマシレワがそれぞれ接点でのペナルティでイエローカードシンビン(10分間の一時的退出)となり、サンウルブズは数的不利な状況に陥ってしまう。
それでもゴール前の粘りのディフェンスを見せて、相手に得点を許すことなく、13-8と5点のリードをキープしたまま前半を折り返した。
後半もまだ1人少ない状態でスタートしたサンウルブズは、3分にレッズPRタニエラ・トゥポウにトライを決められ、13-15と再び逆転される。それでもサンウルブズは7分にSOパーカーのPGで16-15と再逆転。
だが、その直後の10分、シンビンから戻ったばかりのWTBマシレワが、今度はハイタックルでイエローカードをもらい、累積2枚でレッドカードとなり退場。サンウルブズは残り約30分間を14人で戦うことを余儀なくされてしまった。
徐々に相手に押し込まれてしまい、11分にWTBナイヴァルのトライを許し、さらに19分にはSOヘガティにPGを与えてしまい、16-25と点差は9点と広がってしまった。
なんとか追いつきたいサンウルブズは、21分にSOパーカーのPGで再び19-25と1トライ1ゴールで逆転可能なスコアとする。
さらに27分、自陣からのキックをしっかりとチームでプレッシャーをかけたことが功を奏して、WTBファンデンヒーファーが相手のパスをインターセプト。
そのまま敵陣まで走って中央にトライ。ゴールも決まり、サンウルブズが26-25と試合をまたひっくり返した。
このまま逃げ切りたいサンウルブズだったが、30分には途中出場したばかりのCTB田村優がラインオフサイドでシンビンとなり、13人とさらに2人少ない状況になる。
すると32分、ラインアウトからモールを押し込まれて、途中出場のHOブレンダン・パエンガ アモサにトライを決められ、レッズに26-32とまたも逆転されてしまった。
試合終了間際の36分、今度はサンウルブズNO8ウォーレンボスアヤコがイエローカード、レッズのLOハリー・ホッキングスが一発レッドカードとなり、相手は14人、サンウルブズは12人になってしまう。
それでもあきらめず、攻め続けたサンウルブズだったが、結局、得点することができず、そのまま26-32で敗れた。
勝利したレッズは5勝5敗とし総勝ち点を22に伸ばした。一方のサンウルブズは7点差以内の敗戦でボーナスポイント1を得て総勝ち点12としたが、4連敗となってしまい、2勝9敗となった。
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