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ラグビー コラム 2019年5月4日

サンウルブズ、最後は12人対14人となる大荒れの試合で惜敗。スーパーラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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結局、レッズに僅差で連敗してしまったサンウルブズのトニー・ブラウンHC(ヘッドコーチ)は、「いくつものイエローカードとレッドカードをもらう事となり、非常に悔いの残る試合になりました」。

「12人でラグビーの試合に勝つ事は困難です。コーチとしては、最後の80 分まで勝つ可能性を残し、ゲームを戦ってくれた選手達を称えたい」。

「私はサンウルブズというチームを誇りに思っています」と数的不利な状況が続き、力を発揮できなかった悔しさをにじませつつも、最後まで相手を追い詰めた選手たちを称えた。

ゲームキャプテンを務めたLOトンプソンは「とても無様な試合になってしまいました。勝てたはずの試合を壊してしまった形になってしまって残念です」。

「それでも最後まであきらめない気持ちを持って、今までやってきたことを出したので、人数が少なくても再び勝つ状況を作ることがでたが、結果が出せませんでした。次の試合に向けて切り替えていくしかない」と失望を隠せない様子だったが、それでも必死で前を向いた。

レッズのブラッド・ソーンHCは、「勝ったという結果は喜びたいが、14対12の人数で終わる試合なんてそうそうないだろう」。

「審判は責務を果たしただけなのだと理解しているが、バトルができなかったことは残念だ」と退場者が多く出てしまい、試合が壊れてしまったことを嘆いた。

レッズのキャプテンCTBケレヴィは、「序盤は心構えがうまくいかなかったが、我々として落ち着いてアタックを遂行することを心がけました。サンウルズはいいシーズンを過ごしていたので警戒していた」。

「相手が14人になったのはラッキーだったが、SOにはパーカーなど注意しないといけない選手がいて強かったので、我慢強く最後までやることを心がけました」とホームで勝利できて安堵の表情を浮かべた。

レッズは5月10日(金)の第13節はアウェイで、今年好調の同じカンファレンスのレベルズと対戦する。

サンウルブズは、そのままオーストラリアに留まり、5月12日(日)にアウェイでブランビーズと対戦する。14節は「BYE」(休みの週)だけに、サンウルブズはしっかりと3勝目を挙げたいところだ。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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