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4月28日(日)、2012年から始まった関東大学春季大会が開幕。
関東大学対抗戦と関東大学リーグ戦で、前年度の秋の順位によって6大学ずつA~Cの3つのグループに分かれて総当たり戦で行われる。
A:帝京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東海大学、大東文化大学、流通経済大学
B:明治大学、筑波大学、青山学院大学、法政大学、日本大学、拓殖大学
C:日本体育大学、成蹊大学、立教大学、専修大学、中央大学、関東学院大学
Aグループは春季大会で、過去6大会優勝の帝京大学は流通経済大学と対戦。WTB(ウィング)木村朋也(3年)の2トライを含む、8トライを挙げて、50-19で逆転勝利。
帝京大は1年生のFL(フランカー)山添圭祐、WTB二村莞司、SO(スタンドオフ)高本幹也らがデビューを飾った。先制トライを挙げた流通経済大は、前半は17-12と接戦するなど、攻守に身体を張ったプレーが光った。
花園で大阪桐蔭を優勝に導いた帝京SO高本が公式戦デビュー
◆帝京大学 試合後コメント
・WTB木村「下級生を引っ張っていかないといけないし、考えてプレーできるようになってきた。去年と比べてまだ弱いですが伸びしろはたくさんあります」
・SO高本「(3分間のプレーだったので)もう少しプレーしたかった。大学ではSOでプレーします」
・FL山添「(高校とは違い)大学は40分ハーフなので疲れた。もっと大学で戦えるコンタクトをつけて1軍でプレーしたい」
・WTB二村「初めての試合だったのでとても緊張しました。もっと(木村)朋也選手とかすごい選手から学んで成長していきたい」
Aグループのもう1試合は、東海大学と大東文化大学のリーグ戦の強豪同士が激突。東日本学生セブンズでも活躍したNO8(ナンバーエイト)吉田大亮のトライなどで、東海大が33-29で接戦を制した。
Bグループでは昨年度の大学選手権王者の明治大学が、90-12で拓殖大学を、筑波大学が法政大学を47-36で下した。Cグループは関東学院大学が日本体育大学を38-34、中央大学が専修大学を26-21、立教大学が成蹊大学に40-14で勝利し、開幕戦を飾った。
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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