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しかし、後半、最初のチャンスで得点を挙げられないでいると流れは一気にレッズに傾いてしまう。サンウルブズはスクラム、ラインアウトで劣勢であり、簡単なミスやペナルティも重なり、なかなか相手陣でボールを持ってプレーできなかった。
ディフェンスで耐えていたが、後半19分、ついに相手HO(フッカー)ブレンダン・パエンガ アモサにトライを許し、さらに21分にもボールをつながれてPRハリー・フーパートにトライを献上。さらに26分、FW周辺を攻められHOパエンガ アモサに再び、インゴールに押し込まれて、一気に21-26と逆転されてしまった。
しかし、29分、相手ミスからやっと敵陣に入ったサンウルブズは、初の試合となったNO8アマナキ・レレィ・マフィなどを途中から起用して攻めに転じる。
ラインアウトを起点に、そのマフィの突破からチャンスメイク。最後は同じく途中出場のSH内田啓介がピックアンドゴーからトライ。SOパーカーがゴールを決めて、28-26と再びリードする。
さらに33分、SOパーカーがPG(ペナルティゴール)を沈めて、31-26とリードを広げる。しかし、35分、サンウルブズはキックオフから簡単に途中出場のCTBフィリポ・ダウングヌに突破を許してしまい、自陣に攻め込まれてしまう。
そしてゴール前のラックでSH内田がキックをチャージされて、そのまま相手SHテイト・マクダーモットに左中間にトライを与えてしまい、31-31と同点にされてしまった。
さらに40分、再び攻め込まれてしまったサンウルブズは、自陣でペナルティを犯してしまい、PGを相手FBハミッシュ・スチュワートに決められて31-34で悔しい逆転負けを喫した。
レッズは今シーズン初勝利を挙げて勝ち点4を得て総勝ち点を5とした。一方のサンウルブズは敗れたものの、7点差以内の敗戦だったため、勝ち点1を獲得し総勝ち点を6とした。
そのため、オーストラリアカンファレンスでの順位は4位サンウルブズ、5位レッズと変わらなかった。
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