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2試合目は、桐蔭学園と東福岡という優勝経験のあるAシード同士の激突となった。入りが良かったのは桐蔭学園だった。
前半3分にはPR(プロップ)鈴木康平(3年)がトライを挙げて、PGを挟んで、9分にはボールを展開してWTB佐々木隼(3年)がトライを挙げ、17-0と大きくリードする。
だが、東福岡も負けていない。13分、キックカウンターから継続して、最後は2年WTB志氣陸王が快足を活かして右サイドを突破しトライ。18分にPGも成功させて17-10と追い上げを見せる。
桐蔭学園もFL西山周作(3年)の激しいタックルでターンオーバー。そこから、HO(フッカー)紀伊遼平が個人技を見せてトライ。
東福岡も前半ロスタイムにボールを展開してNO8(ナンバーエイト)西濱悠太がトライを返し、前半は桐蔭学園が24-17でリードして折り返した。
後半、東福岡が猛攻に出る。この1年、鍛え上げてきたモールから4分、主将HO福井翔(3年)が、7分もモールを起点にPR木原勇作(3年)がトライを挙げて24-31と逆転に成功した。
ただ、桐蔭学園も落ち着いていた。10分にはカウンターラックで相手の反則を誘い、最後はゴール前ラックから主将SH(スクラムハーフ)小西泰聖(3年)、FL渡邉誠人(2年)とつないでトライ。
難しい角度のゴールをSO津田貫汰(3年)が決めて31-31の同点に追いつく。
15分、桐蔭学園が再びカウンターラックを決めて、右に展開してWTB西山賢哉(2年)のトライで、36-31と逆転に成功。18分にはPGを決めて39-31とリードを8点差に広げる。
東福岡も3度、モールを組んで、21分に主将HO福井がトライを挙げて39-38と1点差に迫るが、桐蔭学園が25分にボールを継続し、最後はFL西川が飛び込んで試合を決めた。
点の取り合いになった試合は、桐蔭学園が46-38でノーサイド、0勝1分3敗と、これまで勝つことができなかった東福岡に初めて勝利することに成功した。
◆1月5日(土)準決勝結果
☆:Aシード、★:Bシード
☆大阪桐蔭 31-17(前半17-12) ★流通経済大柏
☆桐蔭学園 46-38(前半24-17) ☆東福岡
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