人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2018年9月3日

神戸製鋼がホームで白星発進。白熱のトップリーグ開幕節。

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

しかし粘るNTTコムは後半23分、途中出場の鶴田諒のキックをWTB石井がチェイス。グラウンディングはならなかったが、ここで神戸製鋼のFB山中亮平がWTB石井を押してトライを防いだとしてシンビンに。

さらにペナルティトライ(7点)が与えられ、NTTコムは7点差(20-27)に追いすがった。

14人となった神戸製鋼だが、ここで強靱なフィジカルを見せた。

サントリーから新加入し、この日後半21分から投入されたSH日和佐篤の配球で、ブレイクダウン周辺でじわじわと前に出る神戸製鋼。

最後は直前まで足が攣っていたNO8中島が、インゴールに突破を決め(ゴール成功)、34-20と突き放した。

NTTコムは後半33分、CTBゲイツのトライで7点差に迫ったが、届かなかった。後半はエリア両サイドでのノックオンやパスミスに苦しんだ。

初陣を飾った神戸製鋼のウェイン・スミス新監督は「きれいな勝ち方ではなかったですが、勝てて良かった」と安堵の表情。

一方、5年目を迎えたNTTコムのロブ・ペニーHC(ヘッドコーチ)は「後半、ターンオーバーからプレッシャーをかけられてしまう場面がありました。そこから神戸さんに14点を奪われ、勝つことが難しい状況になりました」と悔やんだ。

敗れたNTTコムの次戦は9月7日(金)、東京・秩父宮ラグビー場で行われるサントリーサンゴリアス戦。

一方、白星スタートの神戸製鋼は9月8日(土)、北海道・月寒屋外競技場で、黒星スタートの宗像サニックスと対戦する。

ラグビーW杯日本大会を来年に控え、例年以上の熱量を感じさせるトップリーグ。

リーグ戦7試合、順位決定トーナメント3試合のすえ、果たしてどのチームが頂点に立つのだろうか。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ