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モータースポーツ コラム 2026年11月6日

モータースポーツ、オフィシャル不足の一般紙記事を見て

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
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新聞を購読していますか?
調べてみると自宅で月極購読している世帯の割合は、現在49.8%だそうです。この調査は2008年から行われ、その年の割合88.6%から急降下。

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我が家では、ブロック紙の分類になる【東京新聞】をとっています。全国紙に比較すると地元地域に必要十分な紙面数、記事展開とその切り口が独自で、読みやすく、コラム執筆陣が取り上げるテーマと分析が面白く(個人的見解です)、そして購読料金が安い。ボクのルーティーンは、早朝に目が覚めると朝刊をとりに行って、そこから1時間ほど寝床で三面記事から読み始めコラムへ。夜は夕刊と共に寝床へ。
10月29日(木)の夕刊一面を広げてビックリ!!

強調の赤テープに白抜きで<自動車レース>。その下に<審判員数に黄信号>と大きなQ数の見出し。ブロック紙とはいえ一般新聞の一面にこのような見出し&記事は初めて。東京新聞は、現在中日新聞の傘下。そしてその姉妹スポーツ紙として【東京中日スポーツ=トーチュウ】があったが2025年1月で休刊。2月からWEBの電子版に完全移行している。

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記事内容は、世界的にモータースポーツで課題となっている競技運営に携わっていただいているボランティアオフィシャル(審判員/マーシャル)さんの人手不足。記名記事ではなかったが、元トーチュウのT記者が書いてくれたと思い翌日に電話してみた。「ボクではありませんよ。たぶん中日新聞の経済部の方が書いたのではないでしょうか」とのことだった。

オフィシャルさんたちの所属は、各サーキット、競技のモータースポーツクラブ。所属のサーキット、クラブが主催する競技の運営に従事。人員が不足する場合には、他のクラブから助太刀してもらい、その逆もある。現在オフィシャルさん不足は切実で、同じオフィシャルさんたちと別の現場でも顔を合わせることがとても多い。競技オフィシャルに従事するためには日本自動車連盟(JAF)が発給するライセンスが必要。その登録数推移は、30年前と比較して3割減少しているという。オフィシャルさんたちが居なければ、競技運営ができない。そこでオフィシャルさんの人員確保のためにファンに体験会を実施しモータースポーツオフィシャルの魅力を発信、勧誘を進めている。この小欄でも以前書かせていただいたが、各クラブのオフィシャルさんたちは、交流し、互いを理解し合い、とても仲良く、モータースポーツを支え、彼ら彼女たちの目線、立場で大いに楽しんでいらっしゃる。オフィシャルさんが増えることを願います。東京新聞夕刊部数約40,433部(東京都23区内のみ発行)が参加へのインスパイアとならんことを。

文:高橋 二朗

高橋 二朗

高橋 二朗

日本モータースポーツ記者会会長。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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