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モータースポーツ コラム 2026年11月5日

モンツァで3年ぶりにWEC開催 ドライバータイトルはトヨタのどちらに?

モータースポーツコラム by 皆越 和也
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バルセロナ6時間レースでのトヨタ8号車と7号車

プロトタイプカーであるハイパーカークラス、FIA GT3車両で争われるLMGT3クラス、2クラスの混走により争われるFIA世界耐久選手権(WEC)の第8戦(最終戦)が、11月6〜8日にイタリアのモンツァにおいて「モンツァ6時間」として行われる。

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当初11月第1週末に予定されていた最終戦「バーレーン8時間」は中東情勢の悪化により同じ週末にイタリアのモンツァで開催されることになった。モンツァは100年以上前、1922年にオープンした伝統的なサーキット。かつては現在のピストル型のコースだけでなく、最終コーナーにつながるバンクのついたオーバルコースも使われメインストレートを2回通過する1周10kmというレイアウトだった。現在のグランプリコースは5.793kmで世界トップクラスの高速コースとしても名高く、F1のイタリアGPの舞台としてもおなじみ。WECは2021〜23年の夏場に開催されていたが、コース改修などもあり今年は3年ぶりに最終戦として開催される。

前回の第7戦、バルセロナ6時間ではウェット〜ドライという難しいコンディションのレースとなったが、トヨタが8号車(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレイ/平川亮)、7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ニック・デ・フリース)の順で1-2フィニッシュ。8号車はこれでシーズン3勝目。この結果トヨタがマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。トヨタは通算8回目のタイトル獲得だった。

この最終戦で注目されるのは、ハイパーカーのドライバーズタイトルとLMGT3クラスのタイトル争い。8号車は114点、7号車は97点とその差は17点あり、8号車の方が圧倒的に有利だが、レースでは何が起こるか分からない。同じチームでの一騎打ちとなるので、作戦にも違いが出てくることだろう。

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そして残念なのは、このレースをもってアルピーヌがWECから撤退すること。昨年の富士6時間で初優勝を遂げ、今年の富士でも優勝争いを見せてくれた。フレンチブルーの姿を目に焼き付けておこう。

一方LMGT3のタイトル争いはチーム部門では、33号車TFスポーツ(シボレー・コルベット)が92点、92号車ザ・ベンド・マンタイ(ポルシェ)が74点で、こちらも18点差がついており33号車が有利。もし33号車がタイトルを取れば、ドライバー部門ではジョニー・エドガーがタイトルを獲得することになる。ちなみに34号車(シボレー)、69号車(BMW)にも逆転タイトルの可能性も残っている。

J SPORTSでは、予選を7日午後10時10分〜深夜2時(J SPOTSオンデマンド)、決勝を8日午後6時30分〜深夜3時(J SPORTS 3/オンデマンド)にすべてLIVEでお伝えする予定。

文:皆越和也

皆越 和也

皆越 和也

1961年熊本県出身。1980年代後半に富士スピードウェイで観戦した「WEC in JAPAN」で四輪モータースポーツに目覚め、モータースポーツ専門誌編集部等を経てフリーランスのフォトライターに。SUPER GTは全日本GT選手権がスタートした1993年より、ほとんどのレースを現場で取材している。

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