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モーター スポーツ コラム 2023年12月11日

分かりやすく&面白くなる2024年のWEC!ハイパーカーは9メイクス19台、GT3は9メイクス18台に

モータースポーツコラム by 皆越 和也
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LMGT3クラスはハイパーカーに参戦するメーカー絡みの9チーム(アストンマーティン、BMW、フェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニ、フォード、レクサス=トヨタ、コルベット=GM、ポルシェ)各2台の計18台に絞られた。GT3クラスで大活躍中のメルセデス、F1以外の活動を休止するアウディが漏れてしまったのは残念だが、これまでの4メーカー(アストンマーティン、コルベット、フェラーリ、ポルシェ)だけのバトルより車種バラエティも増え、賑やかになるだろう。なおメルセデスのワークスドライバーだったダニエル・ジュンカデラはコルベットへ、ラファエル・マルチェロはBMW(ハイパーカークラス?)へ移籍となった。

ドライバーに関してはプロが収まる第3ドライバーの発表はほぼあったが、ジェントルマン(ブロンズ)の第1ドライバーやシルバーによる第2ドライバーの発表はこれからとなる。発表されたドライバーの中で注目されるのは、46号車BMW M4のBドライバー。46番という数字からも想像が付くと思うが、ここにMoto GPで7回チャンピオンを獲得したバレンティーノ・ロッシが収まる!

日本人として気になるのはLMGT3クラス唯一の日本チーム、D’station Racing。第3ドライバーとしてアストンワークスドライバーであるマルコ・ソレンセンが発表されているが、残る2名も外国人ドライバーになるという噂も聞こえている。現段階での日本人ドライバーの参戦は、ハイパーカークラスTGRの小林可夢偉と平川亮だけだが、今後何人が加わるのだろう?

なお今季限りでWECから外れることになったLM P2クラスだが、ヨーロッピアン・ルマン・シリーズ(ELMS)やアジアン・ル・マン・シリーズなどではトップカテゴリーとして存続する。そしてWEC第4戦のル・マン24時間にもエントリー可となる。

来年のWECは南米サンパウロでのラウンドが加わり全8戦として開催予定。新たな時代のWECで覇権を握るのは? 今から開幕が楽しみでならない。

文:皆越 和也

皆越 和也

皆越 和也

1961年熊本県出身。1980年代後半に富士スピードウェイで観戦した「WEC in JAPAN」で四輪モータースポーツに目覚め、モータースポーツ専門誌編集部等を経てフリーランスのフォトライターに。SUPER GTは全日本GT選手権がスタートした1993年より、ほとんどのレースを現場で取材している。

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