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モーター スポーツ コラム 2022年10月20日

【FIM スーパーバイク世界選手権2022 第10戦 サンファン・ビリクム(アルゼンチン)】ラズガットリオグルが差を詰めてきた!

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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1ラウンドで得られる最大獲得ポイントは62点。計算上は残り2レース分の124点差が付かないことにはチャンピオンは決まりませんから、アルゼンチンでのチャンピオン決定の可能性は低いでしょう。

ただ、ランキング4位以降の争いは熾烈で、4位にマイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)=232点、5位にアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)=196点、6位にアレックス・ロウズ(カワサキ)=189点、7位にアクセル・バサーニ(ドゥカティ)=187点、8位にイケル・レクオーナ(ホンダ)=163点、9位にスコット・レディング(BMW)=156点と、この辺りの順位は残り3ラウンドで大きく変わってきそうな予感です。

このメンバー達は全員が来季も同じチーム体制で戦うことが決まっているので、心理的にはレースに集中できると思います。チャンピオン争いと合わせて楽しみたいのが中段争いと言えますね。中でもマイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)は昨年のサンファン・ヴィクリムで3位表彰台の経験がありますから、ランキング4位争いからさらに抜け出す可能性が高いと言えるでしょう。

そして、既報の通り、唯一の日本人ライダーである野左根航汰(ヤマハ)は来季、Moto2世界選手権へのスイッチが決定し、来季は日本人ライダーの参戦が無い可能性が高くなってきました。野左根は昨年のアルゼンチンではポイントを獲得していますし、残り3戦、全力の走りを期待しましょう。

文:辻野ヒロシ

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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