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モーター スポーツ コラム 2022年1月20日

2021 インタープロト&KYOJO CUP第4大会レポート ついにシリーズチャンピオンが決定!

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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山下、阪口と激しいバトルを制した山下。

福住は、このままトップでチェッカーを受け第7戦を制し、チャンピオン獲得に大きく近づいた。

そのままグリッドに再整列してスタートが切られた第8戦。ここでも勝利して2年連続チャンピオンを決めたかった福住だが、ライバルも簡単には先行を許してくれない。まずは第7戦で2位に甘んじた山下が間合いを詰めて4周目の1コーナーで逆転し、トップに浮上。2番手の福住の後方には今季優勝を飾っている阪口も接近し、レース後半は三つ巴の接近戦となった。

そして残り2周というところで展開が大きく動く。山下と福住が競り合っている背後でスリップストリームを使って阪口が一気に2台を抜いてトップに浮上。そのバトルで山下に一瞬の隙ができ、そこを見逃さなかった福住が2番手を奪った。

その後も目が離せない接近戦となったが、最後まで逃げ切った阪口がトップチェッカーを受け、2位となった福住が2年連続でシリーズチャンピオンを勝ち取った。

「決勝レースでのロングランではペースが良いことは分かっていたので、無難にスタートしてチャンスを待つ作戦でした。ところがレース1ではスタートで阪口選手にパスされてしまい、慌てて抜き返すことに専念しました。レース中盤までは山下選手を追い詰めていって、最後に逆転してトップに立つという、思い描いていた通りのレースになりました。レース2では前半はバランスが良くなくてペースもなかなか上げることができませんでした。山下選手に先行されクルマも厳しかったのですが、最低でも2位で完走すれば(チャンピオンが確定する)と頑張りました」

連覇を果たした福住仁嶺

そう語った福住。インタープロト連覇に安堵の表情を見せるも、すでに現状の課題克服に目を向けていたのが印象的だった。

「チャンピオンを獲ることができてホッとしています。このクルマは、前を走っているときはバランスもおかしくて大変なんですが、誰かの後ろから着いて行くときはとても安定して走りやすいんです。その理由を探っていくことがこれからの課題ですね」

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