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モーター スポーツ コラム 2021年4月9日

昨年以上の激戦が予想されるSUPER GTのGT500クラス、そこで気になる“伏兵”の存在

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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「昨年から今年にかけて、チームのレベルはものすごく上がったと思うし、全体的にしっかりと機能している。(脇阪)寿一さんという心強いリーダーがいて、何か問題があれば、徹底的に話し合って、解決策を見出していく。間違いなく昨年から良くなっているし、チームのみんなが勝利に飢えている感じだ。エンジニアもメカニックも、ただ作業をするだけじゃなくて、クルマを良くするためにどうすればいいかというのを、自分たちで率先して改善しようとしてくれている。そこが大きな進歩だし、僕もすごく嬉しいよ」(コバライネン)

「昨年は寿一さんがやりたい方向性に対してチームがバラバラな動きをしていて、チャンピオンチームの監督をしていた寿一さんが非常に高いレベルを目指していたところに対して、ほとんど初めてのメカニックばかりという体制で、最初はグチャグチャになっていたところもありました。でも、昨年1年間かけて、どんな方向性なのかというのがみんな分かってきました」

「今は寿一さんがあまり口を出さなくても、寿一さんが目指すような形にはなってきているのかなと思います。ただ、少しでも『あれ?』って思うことがあると、寿一さんは全体無線でチームに向かって、TRDにも聞こえる感じ『ここはダメだ!』と叱ります」

「でも、そこで『あ、今のはダメだったんだ』とチーム全員が理解できるようになってきていますし、本当にそうだなと思うことを寿一さんがビシッと言ってくれるので、そういう時は身が引き締まりますね」(中山)

DENSO KOBELCO SARD GR Supraはチーム全体でレベルが上がっている。

しかし、脇阪監督のチーム作りは道半ば。チームスタッフが率先して動くようになっている部分は満足しているものの、トップチームの仲間入りを果たすために、さらにチームに対する要求は欠かさない。

「昨年までは漠然とした方向性になっていたものが、もう少し細かい部分で方向性を決めて、精度を上げていけるようになりましたし、僕から『あれをしなさい!』と言わなくても、それぞれが自分の意思を持って動き出してくれています。そこは随分と変わってきました。昨年よりは楽しみなシーズンになると思います」

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