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モーター スポーツ コラム 2019年5月28日

小暮卓史が小暮卓史について語る小暮卓史のための小暮卓史 「SUPER GT第3戦鈴鹿サーキット」

小暮卓史が小暮卓史について語る小暮卓史のための小暮卓史 by J SPORTS 編集部
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twitterの「小暮卓史が小暮卓史について語る小暮卓史のための小暮卓史」がなかなか好評!? にも関わらず、当の本人がタイトルを言えず、またも”コグレっぷり”を発揮(笑)した小暮。鈴鹿では、表彰台を目前にまさかの出来事が!

戦略が良かっただけに、タイヤバーストは悔しい

・表彰台目前に、まさかのタイヤバースト
4位走行中、バックストレートで左のリアタイヤがバーストしたんです。それなりのスピードが出ている場所でのバーストなので怖いですよ。ただ、数秒前くらいからクルマには振動が出てました。だから、”バーストするかも”と心構えはできてたので、その瞬間は”案の定、来た(バーストした)な”と思いました。でもショックは大きかったですよ。表彰台が見えていただけに残念な結果だし、もったいなかった。

確かに、鈴鹿はもともとタイヤに負荷がかかるコースだし、今回は気温も高かったですけどね。でもまぁバーストでスピンしたり、どこかにぶつかったり、他のクルマと絡んでいたらもっとマズかったので、それがなくて良かったと思わないと。

・担当したQ1は、”首の皮一枚”で通過
いやぁ、Q1はもう”ひやっひや”でしたよ(苦笑)。アタックしていたときは、6〜7番手を狙えるくらいだったと思うんです。ところが、ちょうど赤旗が出て。僕は、セッションの最後の方でコースインしてアタックしはじめたんですが、眼の前で(9号車が)クラッシュしたんですよね。本来のタイミングでアタックできずに終わって、もったいなかったです。再開後にもう一度アタックしたんですが、いわゆる(タイヤのグリップが得られる)”おいしいところ”はもうなかったんで。結局タイムは上がりませんでした。今年からQ1通過台数が16台になって良かったですよ(※)。Q2では元嶋(佑弥)選手が頑張ってくれて、10番手まで上がりました。

小暮卓史が小暮卓史について語る小暮卓史のための小暮卓史 「SUPER GT第3戦鈴鹿サーキット」
・チーム戦略が冴えたルーティンワークのタイミング
セーフティカー(SC)が入った流れでピットインの予定も若干変わりました。ただ、そのときの判断がベストでしたね。最高のタイミングでした。SC明けすぐでもなく、(ピットインのタイミングを)引っ張りすぎることもなく、絶妙でした。タイヤはリア2本交換に留めました。これで作業時間を大幅に短縮できたので、大きなポジションアップにつながったんです。

だからこそ、ハプニングが悔しいですよ。バーストがなければ2位は狙えたんじゃないかと思っているんです。内容的にも最後までサバイバルレースでしたしね。バーストで緊急ピットインし、リア2本を交換しました。終盤、18位で周回を続けていたものの、一度バーストしているので、”またタイヤにトラブルが出たら…”と、ちょっと気持ちをセーブしちゃったんですよね。そのせいでゴールに向けてプッシュするタイミングが遅くなったような気がします。結果、1台抜かれて19位でゴールしました。

・”明るい未来”に期待
今年は2戦目で表彰台に上がったこともあって、チームの雰囲気はいいです。鈴鹿でも流れは良かったし、バーストしなければ表彰台も上がれてたでしょうからね。チームも、次こそは! とモチベーションがすごく高いですよ。なので、次のタイは勝負どころだと思っています。前半戦の最後になるし、クルマ的にもコースと合っていると聞いてます。セットアップも進化しているし、期待してるんです。なんとしてもここを押さえておきたいですね。前半戦のうちにもう一度表彰台に立っておきたいので、”明るい未来”に期待してるんです。

・鈴鹿での晩餐
twitterでご飯の話が出ましたが、鈴鹿ではものすごく美味しいステーキをいただきました! 初めて訪れたんですが、良かったですね。ドライバーも食事制限というか、摂取に対しての意識はありますね。レースウィークに入る前が結構重要です。サーキットに入っちゃったらもう好きなものを食べてますが、ガッツリは食べません。量は控えめですね。とはいえボクサーほどではないし、僕自身あまり減量を意識することはないですね。

でも、タイに向けてはやろうかなと思ってるんです。体力に応じてではあるけれど、4〜5kgくらい落としてみようかなと。トレーナーにメニューを作ってもらうんですが、カロリー制限しながらトレーニングして身体を絞ろうと思っています。タイでは鈴鹿よりもいい状態で挑みたいと思ってるので、もし、タイで僕のフェイスラインがすっきりしていたら(笑)、減量成功と思ってください!

※ 今年からスーパーGTスポーティングレギュレーションの一部が変更され、GT300クラスではノックアウト予選におけるQ2への進出台数が、これまでのQ1上位14台から16台に。

まとめ:島村元子
J SPORTS編集部

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