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モーター スポーツ コラム 2019年3月15日

スーパーバイク世界選手権 第2戦タイ ~驚速ドゥカティをライバルは止められるか?

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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ということで、勝負は見えたのでは?と誰もが思うところですが、ライバルも黙ってはいないでしょう。パーフェクトなレースを展開したアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)にとってブリーラムは初めてのコース。MotoGPで豊富な経験を持つ彼でもレース未経験のコースですから、このコースを知っているライバルたちはその弱みに付け込めるかが鍵となります。

これまでの実績で言うと、過去8レース行われた中で最多勝はジョナサン・レイ(カワサキ)の6勝。レイはこのブリーラムのレースからシーズンのリズムに乗って行く傾向がありますし、条件的には優位なバウティスタに対し、レイがどんな技を使ってくるかが注目ですね。そして、残りの2勝はチャズ・デイビス(ドゥカティ)とトム・サイクス(BMW)。デイビスは怪我の影響が少なくなっていれば、バウティスタとの1-2フィニッシュも狙ってくるはずです。

そして過去に未勝利ながらも期待したいのがヤマハ勢。ここ数年、日本メーカーは東南アジアマーケットを主戦場としており、ヤマハはタイ・ブリーラムで全ライダーを呼んでグローバルな体制発表を行うほど、タイというマーケットに対して力を入れています。そういう意味では是が非でも勝ちたいレースです。

そんな中、ヤマハには地殻変動が開幕戦で起こりました。なんとベストリザルトを残したのは新規参戦の「GRT Yamaha」から参戦のマルコ・メランドリ(ヤマハ)だったのです。メランドリはレース1で3位表彰台を獲得。現行のYZF-R1での初陣だったにも関わらず、エースチーム所属のマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)、アレックス・ロウズ(ヤマハ)の2人を上回ったのには驚きました。ヤマハ内での主導権の奪い合いが相乗効果となってドゥカティ、カワサキとの三つ巴につながれば、シリーズがさらに面白くなるでしょう。

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