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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2018年08月09日

インターハイ2回戦 昌平×青森山田 試合後の昌平・原田虹輝、関根浩平コメント

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上野運動公園競技場で行われた
インターハイ2回戦の
昌平高校×青森山田高校は
4-2で昌平高校が勝ちました。
以下、試合後の昌平・原田虹輝、関根浩平のコメントです。


(昌平・原田虹輝)
Q:こんな試合があるんですね。


A:ちょっと自分でもビックリです。相手は完全に自分たちより上で、チャレンジャー精神というのはみんなで話し合っていて、気持ちでは負けないということも話して、それが出し切れたので良かったと思います。


Q:とはいえ、あんな形で2失点したら、普通は心が折れるような気もするのですが。


A:こっちもチャンスは創れている中で決め切れなくて、相手は決め切れて、「こういう所が強いんだな」と思ったんですけど、1点取れてから流れが変わって、「自分たちもできるな」と思ったので、そこは自信を持って繋ぎにも関われましたし、チャンスもこっちの方が多くできていたので、「決める所を決めれば勝てるな」と思っていました。


Q:1失点目の三國(ケネディエブス)君に決められたゴールは「しょうがないな」という感じでした?


A:そうですね。もうみんな「切り替えろ」みたいな感じで、想定内だったので落ち着いていました。


Q:展開としては前半に1点返したのが大きかったですね。


A:アレは大きかったですね。1点取るだけで全然違いましたし、「あと1点行くぞ」「まず1点」という。「"あと2点"だと後半キツイかな」と思っていたので。


Q:2点目のスタートも原田君からでした。


A:確かフリーキックからで、「繋げ」って言われて。「蹴ってもキーパーが出てきてカウンター食らうから、繋ぎに掛かれ」って言われて、相手も対応ができていなかったので、そういう所は自分たちの得意な所でもあるし、相手の苦手な部分かなとも思っていたので、そこがマッチして良い所に出せたかなと思います。


Q:原田君が中盤でドリブルして突っかけたことで、相手の疲労を誘っていた感じもあったように見えました。


A:中盤は思っていた以上に空いていたので、距離感を縮めて細かく繋げば絶対できると思っていて、そこはみんな共通意識を持ってできたのが良かったと思います。ドリブルは自分の得意な所でもあるので、運ぶ所は意識しました。「当たられたら負けるな」と思っていたので、「とりあえずスペースへのスピードだったら行けるかな」と思って、そこで押し込むのが大事だったと思います。


Q:1人剥がしたら視界が開けるようなシーンも多かったですね。


A:それも意識していました。トラップした瞬間の周りの動きも最近は意識しています。


Q:途中からはだいぶ楽しくプレーできたんじゃないですか?


A:逆転してからは楽しかったですけど、最後の方はメチャメチャ怖かったですね。4点目を取ってちょっと安心しました。


Q:自分を出す所とチームのバランスを取る所の割合は、どう考えながらプレーしいていますか?


A:蹴り合いになった時とかは、1回自分がボールを落ち着かせないと、昌平の持ち味も出せないなと思ったので、そういう所は無理にでも繋ぎに掛かることも意識しています。


Q:ミドルは惜しかったですね。


A:「アレ入んないか」って(笑) ちょっと悔しかったです。「来た!」と思ったのに止められて、「ああ、マジか」って(笑) メチャメチャいいキーパーですね。


Q:ここからの戦いという意味ではどうですか?


A:目標はみんな日本一で、まだベスト16になっただけなので、次の一戦にすべてを懸けて戦いたいです。


(昌平・関根浩平)
Q:凄い勝ち方でしたね。


A:ちょっと2年前の東福岡戦を思い出したというか、序盤から自分たちのペースでできていて、ただ失点を食らってしまった感じで、全然やれない雰囲気はなくて、逆に「いつもで点取れるんじゃないか」ぐらいの雰囲気だったので、ちょっと「点は取られているけど2年前と似てるな」みたいに自分で思っていて、前半の内に1点返せたのが大きかったです。相手もプレッシャーは強いんですけど、自分たちのパスサッカーで相手を外すことはできていたので、「このまま行けるな」というのは自分でも思っていました。


Q:三國君のゴールは「しょうがないな」という感じでした?


A:そうですね。アレは誰が付いてもしょうがないと思うので。


Q:2失点してから気持ちが折れずに"昌平らしさ"を出したのは凄かったですね。


A:やっぱり入りはウチの方が良かったというのが大きかったと思います。入りで「オレたちのサッカーが通用するな」とわかったので、ビッグチャンスもありましたし、点は取られたんですけど、「取り返せる」とみんなが思ったはずなので、それは良かったと思います。


Q:こんな展開だと、さすがにちょっと興奮しましたか?


A:正直後ろは怖いというのがあって、2-1の時はまだ自分たちが打って出る感じで、1点取って2-2になった時とか、逆転した後は少し怖い気持ちはありましたけど、そこで受け身にならずに自分たちから盛り上げて、出て行けたのは良かったかなと思います。


Q:最後は三國君が上がってきた方が怖かったですか?


A:まあ大きい選手なんですけど、正直「行けるんじゃないかな」っていう。1人で勝てる訳ではないですけど、凄く喋れて連係も取れていたので、蹴ってきて自分がファーストで競って、うまく自由にやらせなければ大丈夫かなと思っていました。4点目が決まった時は凄く嬉しかったですし、「あとは絶対にオレたちが守ってやろう」と思っていました。


Q:キャプテンとしてこういう勝ち方を経験できたのは、個人としても大きいんじゃないですか?


A:そうですね。1年の時もこういう形でジャイアントキリングと言われたんですけど、その時の自分は出ていただけという感じだったので、自分がキャプテンとしてこういう勝ち方ができて、自分の学年というのも大きいと思うんですけど、中心となって自分たちより格上のチームを倒せたというのは凄く嬉しかったですね。


Q:やっぱり2年前の東福岡戦は思い出したんですね。


A:そうですね。2回戦というのもありましたし、みんなでそういうふうに言っていたのもありますし、昨日針谷(岳晃)君が来ていたというのもあって、ちょっと思い出したりもしましたね。


Q:シンプルに双方のレベルが凄く高くて、見ていても本当に面白かったんですけど、普段はなかなかこのレベルの相手と対戦する機会はないですよね。


A:逆に向こうのレベルが自分たちの質を引き上げてくれたというか、正直な話、県リーグの試合だったら勝てていないかなと。相手とこの雰囲気が自分たちにとっては力になったかなと思います。


Q:ここからの大会という意味では、どういう大会にしていきたいですか?


A:勝てたことは嬉しいんですけど、次に負けたら「なんだ、ハッタリか」と言われちゃいますし、明日の試合が凄く大事だと思っているので、ここから気を引き締めて明日の試合に向かいたいと思います。実力で勝ったということを証明するためにも、この後の試合が大事になってくるので、ここで満足せずに、目標は日本一ですから「次だ」ということをみんなにも伝えました。


以上です。


土屋

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