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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2017年06月18日

J1第15節 新潟×大宮 試合後の大宮・岩上祐三、茨田陽生コメント

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デンカビッグスワンスタジアムで行われた
2017 明治安田生命J1リーグ第15節の
アルビレックス新潟×大宮アルディージャは
1-2で大宮が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
大宮・岩上祐三、茨田陽生のコメントです。


(大宮・岩上祐三)
Q:前半と後半でだいぶペースが変わりましたね。


A:そうですね。彰さん(伊藤彰監督)からも言われましたけど、選手としても前半と後半ではまるっきり違ったチームになっちゃったかなというのはありますね。


Q:何が一番の要因だと思いますか?


A:まあ一概にはちょっと言えないですけど、前半と比べて運動量がちょっと落ちたかなというのはあったと思うので、そこでうまくボールが握れずに1つ1つポジションを取るのが遅くなって、相手に奪われて、というのが続いちゃったかなという感じです。


Q:少しメンタル的な部分も影響していましたか?


A:それは言われても仕方ないと思います。2-0で勝っている状況の中で、少なからず「行けるだろう」というのはちょっと思っていたかもしれないですけど、そう思ったとしたらそれは良くなかったですし、2-0というのが一番危ないというのはもちろん選手としても知っていましたし、彰さんからも言われていましたけど、ボールが回せていたから「後半も行けるでしょ」みたいな雰囲気はちょっとあったのかなと思うし、そこは毎試合ですけど改善点がどんどん出てきてしまっている印象ですね。


Q:左は大前(元紀)選手が中に入ってきていましたが、右は岩上選手が外に張ることが多くて、あのポジショニングは相手も嫌がっていたように見えました。あれは意識してやっていた感じですか?


A:そうですね。ホニが結構前掛かりで守備しないというのもありましたし。でも、後半はホニが(渡部)大輔の所にマンツーマン気味で来たので、そこでちょっとうまく行き切れなかったというところもありますし、ホニとサイドバックの堀米(悠人)が結構攻撃の起点になってくるというのがあって、そこはなかなか出させないようにしようというのは心掛けてポジショニングを取っていたので、それはまあまあある程度できたんじゃないかなと思いますけど、1本ホニにやられたので、そこが改善する所ですね。


Q:結構ボールが入ったらクロスを最優先に考えている印象もありましたが。


A:それはもちろん(江坂)任もいますし、元紀も入ってきてくれますし、それをやることによって相手は戻らなくてはいけないというのがあるので、最初から裏って決め付けちゃうと相手も楽だと思いますし、まず中を見て、無理だったらまたチェンジ、チェンジでやっていくのが彰さんのサッカーなので、そういうのは心掛けてやっていますね。


Q:右ウイングという今のポジションに関しては率直にいかがですか?


A:逆にどうですかね?(笑) わからないですけど、彰さんに求められていることはやっているつもりではいます。自分の強みでもある運動量も出せていますし、クロスというのも生かせているので、あとはチームのために走ろうというのを心掛けていたり、それはここ3試合できているかなと思います。


Q:サイドの高い位置で起点を創りたい狙いもありますよね。


A:サイドもそうですし、バイタルの所もそうですし、中盤の枚数が多い分だけ、自ずと誰か1枚はフリーなので、その選手に預けるというのは前半は特にできたと思うので、それが前半から後半までフルタイムでできるようになれば、もっと良いチームになると思います。


Q:システムも変わっていますし、スタイルの変化に対する順応も含めて、ここから上に上がっていけそうな手応えは掴みつつありますか?


A:「上に上がって行こう」という気持ちはもちろんありますけど、そんなに「行こう、行こう」という気持ちは正直ないと思いますし、まず1個1個の試合をやることが大切かなと思います。たぶん彰さんもどこかで言ったと思うんですけど、「これに勝ったから1位になれるという訳じゃないから、まず1個1個勝っていこう」と。変な言い方ですけど、「上に行こう、行こう」とし過ぎるよりは、1試合1試合やっていけばいいんじゃないかなと思いますけどね。


(大宮・茨田陽生)
Q:前半と後半でかなりペースが変わったように見えましたが、そのあたりはどういう所に要因があったと思いますか?


A:まずは運動量が明らかに前半より後半の方が落ちてしまったこともありますけど、やっぱり2点取って少し気持ちが落ち着いたというか、みんながちょっと余裕を持ってしまった部分が後半に押し込まれてしまった原因にも少し繋がっているのかなと思います。


Q:メンタル的な部分も多少は影響していましたか?


A:そうですね。やっぱり2点取ったので「行けるかな」という気持ちにもなっちゃったでしょうし、そういう雰囲気を作り出してしまったチームがあまり良くなかったかなという反省点はありますし、後半は反省点も多かったですけど、その中でも1点に抑えてしっかりと勝ち切ったことは、これからに繋げていける課題になったのかなと思います。


Q:後半に中盤でのパス回しから茨田選手が裏まで飛び出したシーンがありましたが、ああいうプレーはかなり意識していますか?


A:そうですね。任だったりとかフォワードに入る選手が下りてきてプレーしてくれますし、ゲームを組み立てていく部分で、ああいう自分のポジションの選手が、(横谷)繁くんを含め、元紀くん、祐三くんだったりが飛び出すことによって、相手が誰を掴んでいいのかわからない状況も創れましたし、そういうことで自分がもう1歩で届けば大チャンスだったと思うので、そういうチャンスを創れたのはチームの狙いでもあったと思います。


Q:今のシステムややり方は柏の下部組織でやっていた頃のスタイルに近いと思いますが、そのあたりで自分のプレーとこのスタイルがリンクしてくる部分もありますか?


A:考え方に関しては凄く似ている部分が多くて、彰さんとはコーチ時代からよくコミュニケーションを取っていて、サッカー観も凄く自分と合っていましたし、自分がやってきたことに対して「間違いじゃない」という想いも彰さんと話して凄く感じていましたし、そういう部分を彰さんが監督になってもしっかり表現できているというのは、監督ありきな部分もありますけど、柏時代にやってきたことと今の監督が求めているものは似ているので、自分の力を良い形で発揮できればと思います。


Q:移籍1年目で結果という意味ではなかなか難しい時間が続いていると思いますが、新しいチームでプレーすることで、自分のプレーの幅が広がっているような実感や、自信が成長しているような手応えはありますか?


A:そうですね。大宮はスタイル的には堅守速攻で、しっかり守ってからの攻撃というスタイルを持っていると思うんですけど、守備の部分で今は凄くみんなに助けられていて、しっかりと守備の部分でもチームに貢献できるように、力になれるように、今は周りの選手の守備のタイミングだったりとか、守備に掛けるパワーを勉強させてもらっている段階かなと思っています。


Q:新潟には川浪(吾郎)選手がいて、柏の下部組織でジュニアユース、ユースと一緒にプレーした同級生だと思いますが、その対戦自体は楽しみでしたか?


A:そうですね。もう「点取りたいな」という強い気持ちが最初からあったので(笑)、トラップミスで何回もそのチャンスを逃してしまったのがちょっと悔しかったですけど、シュートチャンスがあればどんどん狙っていこうという気持ちがあったので、そういう意欲を持たせてくれた同期には感謝していますし、楽しかったですね。


Q:今まで敵味方に分かれて対戦したことはあったんですか?


A:自分が柏にいた時に、彼が徳島にいて対戦したことは1回ありました。


Q:2人とも柏を出て、違うチーム同士で対戦するのってどんな感覚なんですか?


A:そうですね。本当に自分が柏を出るということは考えていなかったので、それ自体に自分の中でいろいろな驚きやいろいろな発見がある中で、こういう風に違うユニフォームを着て、黄色じゃないユニフォームで対戦するというのは、何て言うんですかね... 違和感しかないですけど、また新たな気持ちでサッカーを捉えられるのかなと思いました。


以上です。


土屋

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