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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2017年06月17日

J1第15節 新潟×大宮 試合後の新潟・呂比須ワグナー監督会見コメント

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デンカビッグスワンスタジアムで行われた
2017 明治安田生命J1リーグ第15節の
アルビレックス新潟×大宮アルディージャは
1-2で大宮が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
新潟・呂比須ワグナー監督のコメントです。


(新潟・呂比須ワグナー監督)
こんばんは。前半は失点になるまでなかなかボールも相手のパスコースも消すことができずに、一緒に動いてもらうつもりでいたんですけど、なかなかマークがうまく行かなくて、相手に2回チャンスがあって、ゴールはその2回のチャンスをモノにして2点取って。前半はうまく行かなかった部分もハーフタイムでいろいろ直して、指示を出しながら、パスコースのことに関しても、ビルドアップの時にもそうなんですけど、もっと繋ぐこと、逆サイドを狙ってサイドチェンジしながら攻めることもできたし、最初のラインももう少し前から点を取りに行こう、ボールを奪いに行こうという、全体的に集団で動くこともできたので、そのへんも良かったし、残念なんですけど4回ぐらいチャンスがあっても、1回だけ決めることしかできなかったもので、チャンスを創ることに関しては良かったと思うんですけど、やっぱりもう少し落ち着いて決定力があれば、もう少し点が入るべきじゃないかなと思うのですが、相手は少ないチャンスの中で2回だけチャンスがあって2点取ったので、僕たちは少なくてもチャンスが2,3回もあったし、もう少し決定力があれば。でも、次のことも考えて、良い準備をしてまた鹿島戦に良い試合ができるように頑張っていきたいので、僕から見るとそういう試合でした。


Q:2失点目を入れられてからシステムを変更して4-1-4-1になりましたが、その狙いと手応えはいかがでしたでしょうか?


A:4-2-3-1も1人のボランチが中盤で前に行くと4-1-4-1になるので、やっぱり0-2で負けていたわけですから、相手の15番の大山(啓輔)選手や40番(茨田陽生選手)がいつもフリーの状態で、チアゴとヤマ(山崎亮平)もなかなかそこにプレッシャーを掛けることができなくて、そのへんは(成岡)翔選手が入ってから、もう少し前から集団で移動するというのは良くなってきたんじゃないかなと。あと、ボールを持つ時にスペースを探して、パスコースを創りながらもっと繋いでやろうと。あと、サイドチェンジも狙えばもっと2列目から飛び込んでいく選手もフリーの状態になるんじゃないかなと信じて。でも、この前の練習試合も同じことをやりましたので、それもよくチャンスも創ったし、たくさん点も入ったので、今日は本番で残念ながらチャンスは創りましたけど、ゴールが入らなかったので、そのへんは残念な結果でした。


Q:前半を2-0で折り返してしまって、ロッカールームで選手を鼓舞する声というのはどんなふうに掛けたのでしょうか?


A:まだ終わっていないということで1点ずつ取ろうと。うまく行かなくても一生懸命全力でやろうと。ぶつかる時にも全力で、いくらうまく行かなくても全力でやろうと。自分たちのサポーターの前なんだから戦ってやろうということを指示も出しながら、パスコースのこととボールを一緒に動いてやる、相手がトラップしてから行くと遅いので、もっと良いタイミングでボールと一緒に1つ1つのバトルを大事にして、負けないように頑張ってやろうと。後半に入ってから相手はほとんどチャンスがなかったし、前半を見ると相手はボールを持っていたんですけど、後半はあの2つのチャンスしか創れなくて、そのチャンスをモノにしたので。チャンスを創ることは良いことなんですけど、やっぱり決めないといけないので、ある意味では最低の結果でしたけど、でも次のこと、頭が下がらないように次も良いプレーができるように信じて頑張って欲しいなと思っています。


Q:ソン・ジュフン選手は2失点目の前にも敵の選手にボールを当ててしまって、ピンチになったシーンがあったと思いますが、DFの選手がクリアする時にボールが2回も当たってしまうというのはどこに原因があるでしょうか?


A:やっぱり人間ですからミスが出てくると思うんです。さっきロッカールームでも同じことを言ったんですけど、1人がミスしたら全員のせいです。勝つ時にも負ける時にも、誰のミスというよりもチームですから、もちろんクリアをするつもりだったし、外への逃げ方もできるし。でも、うまく行かない時に誰のせいというよりも、判断はその時の選手の判断なので、次も同じミスというか、同じ状況判断によって、もっと冷静にやればいいし、もちろんああいう失点の仕方は痛い所なんですけど、でも落ち着いて次は大きくクリアをすればいいし、次のプレーのことを考えてやろうということです。


Q:就任されてから1ヶ月ほど経って、リーグ戦は4試合を戦ったと思います。チームがどのように成長しているかと、J1残留に向けてチームはどのように変わっていく可能性があるでしょうか?


A:1ヶ月の間に雰囲気も変わってきたと思うし、コンセプトとして基本的なことで言うとボールを持つ時に攻めてやろう、ちゃんと繋いでトライアングルを創って、もしくはダイヤモンドを創って、顔を出しながら繋いでやろうと。サイドチェンジもあり、オーバーラップを使って、そのオーバーラップをした人をちゃんと使おうということもあり、それもこの1ヶ月間の間でルヴァンカップを入れて6試合ですよね。この2週間の間に初めて僕たちのやりたかった練習ができましたので、攻撃に関しては結構理解してくれたんじゃないかなと思うんですけど、残念ながら決定力がもう少し欲しいと言えるので、もちろんそのせいだけじゃないんですけど、やっぱり全体的に考えていくとボールが持てない時に全員で守る、ボールを持っている時にもできるだけ集団で移動して、ちゃんとゴールチャンスを創ってやろうと。あと、積極的に狙ってやろうと。もちろん人間ですけど、ミスした場合には次のことを考えて、ポジティブなリアクションがあれば次に繋がっていくし、チームのためにも働いてくると思うので、そのへんも考えています。


以上です。


土屋

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