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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
正田醤油スタジアム群馬で行われた
2017 明治安田生命J2リーグ第5節の
ザスパクサツ群馬×ファジアーノ岡山は
1-2で岡山が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
岡山・長澤徹監督のコメントです。
(岡山・長澤徹監督)
凄く気温が落ちて、雨もぱらつく中、岡山からサポーターが来ていただいて、非常に厳しいゲームだったんですけど、今回も勝たせてもらったと、サポーターに勝たせてもらったと思っています。感謝しています。ゲームの方は前半と後半で別のゲームになりました。前半は少し自分たちが圧力を掛ける部分で、前線の連動が決まらずに、グラウンドの中って迷いが出ると、必ずそれが現象に具現化されてやられちゃうというシーンはよくあるんですが、その一歩手前に選手交替で先に手を打とうと思ったんですけど、やっぱりグラウンドの中で迷ったり、そういうことを解決できなくなると具現化しちゃうという、その通りの現象になっちゃって、0-1という所でありました。ただ、あの前半のPKで、早めに仕掛けて相手のファウルをもらって、そこは凄く大きかったです。
後半に関しては少し出方を色々整理しまして、本来の自分たちの力が出せてゴールに迫れていたので、どういう展開で開こうかという所で、綺麗な形とは言えなかったんですけど、ああいう得点も今シーズンは非常に必要になるので、非常に良かったと思います。ただ、なかなか本来リーグ戦を戦う上で、本来の自分たちの力を出すというのはどういうことかということを、もう1回確かめさせられたゲームと、本当に相手の必死さに前半は押されてしまって、それでプレーが制限されてしまったということについては凄く反省する点なので、リーグ戦なのでそういうことを糧にしながらまた修正して、次のヴェルディ戦に向かって行きたいと思います。以上です。
Q:前半はなかなか良い形ができなかったと思いますが、赤嶺選手は投入して、また交替ということで、あらかじめ時間を区切ってということだったのでしょうか?
A:いえ、ちょっと赤嶺は足の、ハムスト(リング)の方がちょっと攣り気味だというサインが中から来たので、大事を取ってすぐに替えました。
Q:前半はなかなか良い形ができなかった原因は、グラウンドの中の迷いというか、前線からの動きがしっくり来なかったことが大きかったのでしょうか?
A:お互いにボールが行き交うスポーツなので、相手がボールを持った時に中は同数なので、圧力を掛けるという所で、少しこのスリッピーなグラウンドで、相手のパススピードに対して、ウチの前線の追いが少し萎えちゃったなという。要はいろいろな現象が起きていたんですけど、要するにボールへ行けなかったと。「ファーストディフェンスが決まらないとそうなるよ」という所で、後半はちょっと立ち位置も全部含めて、掛けやすいようにしたんですけど、システムの問題ではなくて、中は同数なので、そのへんでシステムがひずんでいたら2つ追うとか、原則的なことはあるんですが、そういう部分でちょっと相手のパススピードとか、そういうのに「少し勇気を削られたかな」という部分はあったんですけど、そこはチームとしてしっかり反省して、次に生かしたいと思っています。
Q:内容面では反省もあると思いますが、連勝できたということについてはどのように捉えてらっしゃいますか?
A:1つあるのはPKも含めて、やっぱりそういう流れというのもあると思うんですけど、先週の練習が素晴らしくできていたので、まあ「サッカーってそういうものかな」と。素晴らしい練習を重ねれば、もちろんプレー面でうまく行かないんですけど、そういう所を拾えるという部分はあるのでね。なにぶん一番大事なのは、なかなか論理的に測れない現象とかもあるんですけど、それを練習で引き寄せるということだと思っていますので、必死に毎日汗を流している姿で持って来れたものだと思っています。
Q:前半は群馬の2シャドーがラインの裏に入り込む形で、失点もそうだったと思いますけど、そういうシーンが何回かあった中で、後半はそういう所も抑えられたのかなと思います。後半の守備の修正点に関してはいかがですか?
A:先ほど言ったんですけど、ボールの出所を制限しました。パズルで考えると迷宮に入っちゃうんですけど、どこからボールが出ていてという部分で、そこのファーストディフェンスをハッキリ決めるということが大前提だったので、そこはしっかりとやってくれたと思っています。
Q:オフサイドになったもののネットを揺らされたシーンが何試合か続いていて、微妙な判定だったと思うのですが、ああいう部分で失点にならなかったことは、試合の流れにどういう影響があったでしょうか?
A:おそらくフリーキックの所ですよね?ラインギリギリで去年より高めに取っているので、当然できる現象ですし、そこは中でジャッジを聞いているので、大きくは問題にしていないです。小さな問題を大きくしちゃうと組織ってダメになっちゃいますし、ちゃんとした問題としては捉えているんですけど、ラインの高さは大きく変えていますので、そういう現象でしっかり守備はしています。あれで腰が引けてラインを先に下げちゃうと相手の得点なんですね。だからギリギリまで見計らって、ステップバックで全員で揃えて下げる作業というのは、今年オープンプレーでもセットプレーでもしっかりやっていますので、そういう部分でしっかり修正する部分と、おっしゃる通り最後の部分で足が止まらずにアタックまで行ければね、オフサイドポジションに対してアタックまで行ければ完璧になるので、そのへんの細かい所は最後の最後まで年間通してやっていきたいと思っています。
以上です。
土屋
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