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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2016年12月04日

Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦 浦和×鹿島 試合後の鹿島・山本脩斗、遠藤康コメント

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埼玉スタジアム2002で行われた
明治安田生命2016 Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦の
浦和レッズ×鹿島アントラーズは
1-2で鹿島が勝ち、優勝しました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
鹿島・山本脩斗、遠藤康のコメントです。


(鹿島・山本脩斗)
Q:こういうゲームでしっかり2点取って勝てるというのはやっぱり凄いですね。


A:でも、自分たちとしても普段のリーグ戦だったらこうも行かなかったかなという部分もありますし、やっぱりこのレギュレーションで最初の試合で1-0で負けて、今日は2点取らなきゃいけないというのはハッキリしていたので、逆に1失点は取られても良いと割り切ってできた部分はあった所がプラスに働いたかなと思います。


Q:1点取られても焦りは見えなかったですね。


A:そうですね。全然焦らなかったです。逆に1失点はしょうがないという部分で、リスクもしっかり負いながら攻撃するという形で、もちろんリスクがあるのはわかっていましたけど、前から人数を掛けてという部分が多かったので、そこで前半の内に1点取れたのが大きかったかなと思います。


Q:1点取った時、チームに「行ける」という雰囲気が出てきた感じはありましたか?


A:前半を0-1で行くのと、1-1で行くのは全然違うので、本当に大きかったですね。やっぱりもう1点取れば勝てるというのもありましたし、相手のメンタルからすれば、前半を終えてあと2点守ればいいというのと、1点しか守る点がないというのでは全然違うと思うので、そこの気持ちの部分でも逆にこっちがプラスになりましたし、そこは大きかったのかなと思います。


Q:遠藤選手の右足が今日は炸裂しましたね(笑)


A:良い所に行きましたね(笑) でも、ヤスがけっこうああいうボールを蹴れるのは知っているので、「来たな」という感じですよね。あまりちゃんとは覚えていないですけど、たぶん(柴崎)岳が中に引き連れて、ファーに(金崎)夢生が空いていたので、遠目から見ていて「そこに頼む」と思っていた中で、良い所に行ったのを見て嬉しかったですね。


Q:最後は浦和も槙野選手を上げてパワープレーに来ましたが、あのあたりの対応も落ち着いていましたね。


A:何回か危ない部分はありましたけど、ああなるのはわかっていましたし、ズラタン選手も高さがあるので、最初のボールに行く所もそうですけど、セカンドボールへの意識もみんな強く持っていたと思うので、そこで半歩だったり一歩だったり寄せることによって、相手もプレッシャーが掛かって外したのかなと思いますし、そこはみんなで90分通してできたかなと思います。


Q:リーグタイトルを獲りたいというのは鹿島に来た大きな理由だったと思いますが、実際に獲ってみていかがですか?


A:まだそんなに実感が湧かないですけど、最後の笛が鳴った瞬間はとりあえず最高で、もう「よっしゃ~」という感じで、ナビスコの時とはまた違った感覚もありましたし、やっぱりタイトルは良いなと思いましたね。


Q:リーグ優勝するってどんな心境なんですか?


A:何かあまり言葉で言えないような感じですね。力み過ぎて首が攣りそうな感じでした(笑) みんなで喜び合う時に力が入り過ぎて、ちょっと首が攣りそうでした(笑)


(鹿島・遠藤康)
Q:早い時間に1点取られた所はいかがでしたか?


A:ルール上、ウチらは1点取られても2点取れば良かったので、まあ1点取られても全然焦りはなかったですね。「あと2点取ればいいでしょ」みたいな感じでした。


Q:アシストシーンは右足でしたが、あのシーンはいかがでしたか?


A:(柴崎)岳がニアに釣ってくれたので、(金崎)夢生が空いたのが見えて、どフリーだったので正確に上げることだけを意識していました。何となく中がチラッと見えたので、夢生目掛けて蹴ったら、ああいうボールが蹴れました。


Q:この間の試合は右足で悔しいシュートがあったと思いますが、その右足でアシストしたということに関してはいかがですか?


A:この間は良いチャンスで止められてしまったので。でも、右足でも左足でもとりあえずチームの得点に繋がるプレーができれば良いと思っていたので、結果としてアシストになりましたけど、ゴールを決めた夢生に感謝したいと思います。


Q:裏への抜け出し方も秀逸でしたが、体を当てて裏へ抜けようというのは早い段階で決めていたんですか?


A:あれは岳がその前にああいうプレーをやっていて、「ああ、コレはファウル取らないんだ」と思って、(ファン・)ソッコから良いボールが来たので、お尻をトンと突き出したらあんな感じで抜け出せました。


Q:3連覇を知っている選手がだんだん少なくなってきている中で、それを知っている遠藤選手がずっと言い続けてきたことが実ってきているような実感はありますか?


A:今回の優勝はちょっと違うので何とも言えないですね。チャンピオンシップという中でウチらは勝てたということで、実際のJリーグチャンピオンはやっぱりレッズですし、年間であれだけ勝ち点を取るのは素晴らしいことです。今回はこういうJリーグのルールでウチらが優勝になったというだけで、ウチらにはまだレッズに敵わない部分もありますし、それはみんなわかっていると思うので、次はクラブワールドカップですけど、それに向けて切り替えてやっていきたいと思います。


(青山知雄さん)
Q:嬉しいというよりも、もっとやらなくてはいけないという想いの方が強いですか?


A:そうですね。これで喜んでもいいのかなという。みんなでも話しましたけど、やっぱり本当の優勝はレッズだとみんな思っていますしね。でも、結果的にウチらが最後に勝ったという事実は変わらないので、もう切り替えてやるだけですね。


Q:2点が必要なゲームで、しっかり2点を取って勝つ所に鹿島の強さを感じましたが、この試合に関してはそういう鹿島の強さのような部分を感じられましたか?


A:2点は取れるということをみんなで話していたので、別に焦りはなかったです。逆にレッズの方がやりづらかったのではないかなと、僕は凄く思いますね。ホームでウチらは1-0で負けて、やらなくてはいけないことが明確になりましたし、2点取らなきゃいけないというのも最低限の所だったので、それが良かったのかなという感じはしました。


(田中滋さん)
Q:前半の最初の方はリスタートがちょっとズレたりしていましたけど、そういう所は感じていましたか?


A:やっぱり「ちょっとみんな焦っているな」という感じはありました。でも、そこの部分でも良い時間帯に点が取れたなと思いますし、それで逆にレッズは凄く慌てたでしょうし、前半で1点取れたのが良かったと思います。


(田中滋さん)
Q:もう聞かれたと思いますけど、右足でのアシストはいかがでしたか?


A:この1年ずっと練習してきたので(笑)、最後の最後にこうなって、やっぱり練習は嘘をつかないというか、そういうことが証明できたのかなと思います。良い形になり過ぎましたけど、練習してきて良かったなと思います。


(田中滋さん)
Q:3連覇の時はまだ中心選手という立場ではなかったですけど、こうやって中心選手として優勝できたことはいかがですか?


A:うーん、それがあまり実感がないので、チャンピオンシップを獲ったという感じで、Jリーグを獲ったという感じが正直ないんですよね。でも、こういう形で獲れたので、また来年は本当にJリーグでタイトルを獲りたいなと思います。


(青山知雄さん)
Q:この強さを見に付けなくてはいけないという所で言うと、そのために今後はどういう所が必要になってくるでしょうか?


A:やっぱり1年間安定した戦いをできるかという所じゃないですか。それはチームの最初のやり方を1年間ずっとやり通せるかとか、どんな悪い試合でもウチらのやり方はずっと通さないといけないですし、そこでブレてはいけないので、それが最後になってやっと鹿島らしいサッカーができたかなと。前からみんなでプレスに行くという形ができたので、それが凄く良かったのかなと思いますね。誰かがミスしても違う誰かがカバーしてくれたり、そういうのがチームであって、サッカーですし、そういうことが当たり前にできるチームが鹿島だと思うので、来年はそれをずっと1年間続けてやっていけるようにしたいなと思います。


以上です。


土屋

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