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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
IAIスタジアム日本平で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第37節の
清水エスパルス×ギラヴァンツ北九州は
2-0で清水が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
清水・小林伸二監督のコメントです。
(清水・小林伸二監督)
前半の途中からは良いリズムを創ったと思います。もう少し早めに先取点が取れれば良かったなと思います。前半は少し右サイドで裏を取れなかったですけど、後半はそれが立ち上がりからうまく行きました。その反面、左サイドのビルディングアップがうまく行かなくて、ちょっと窮屈な想いをしたのではないかなと思います。なかなかカードをスムーズに替えるということが難しくて、堅いゲームになったと思います。ちょっと危ない場面もありましたけど、しっかり守れて2点目も取れたということ、失点ゼロということで3試合失点がないので、これは良いことだと思っています。先取点も取れているので、次のアウェイの群馬も先取点を取りたいですけど、もう少しうまく回せない時に、1つのパスで上手くやるよりも、もう少しテンポ良くボールを回しながらチャンスを窺う、チャンスを創っていくというのがもう少しあっても良いのではないかなと思います。1つのパス、1つのポジションによって、距離が遠かったりサポートが悪かったりした時に、少し動かしながらボールを運んだり作り直したりというのがあれば、もう少し良かったのではないかなという所があります。そこはやって行きたいと思います。前半30分ぐらいの所で攻守の切り替えが凄く速くて、ああいう時にやっぱり相手を休ませずにもっと攻撃をやって、点を取っていくことができると、ゲームを読むという所で大事ですし、そういう所まで来ているんですけど、スローインのファウルで流れが変わってしまうという所はちょっともったいなかったので、欲を言うんですけど、そういう所を『掛かって行く』というのができるようになると、もう少し後半は楽だったのではないかなと思います。以上です。
Q:前半のゴールシーンで、中に何人も入ってゴールが決まった所ですが、柱谷監督も「中で人数が揃う前にやられてしまった」という話をされていて、まさに監督が常々おっしゃっておられる「攻守の切り替えの早さ」が生んだ1点かなと思います。振り返ってみていかがでしょうか?
A:そうですね。右サイドに出て、(三浦)弦太からのクロスを白崎(凌兵)が折り返して、(大前)元紀が入れたという形だったと思います。何回かそういうチャンスがあったと思いますし、逆に相手の左サイドバックの川島(大地)が弦太に食い付くので、そことセンターバックの福田(俊介)の間の所をもっとうまく使えれば、もっともっと石毛(秀樹)が生きたと思いますし、それは後半に出てきたと思いますけど、そういうのを少し感じられれば、もう少し良かったと思いますし、まさしくそういう切り替えだったり、それ以降の所で本当に切り替えが速い時に、押し込んでしまうという、そこでどんどん回してしまうという所で、結構バイタルだったりでもターンすると相手はアプローチもなくてステイしているので、そのへんで精度を上げたり、ワンタッチだったり壁パスだったり、3人目の動きがもう少しできれば前半はもうちょっと楽だったと思うんですけど、もう少しそういう所の攻撃の質が上がればいいなと思っています。
Q:今日は本田選手が後ろ目でプレーしていたと思いますが、その評価はいかがでしょうか?
A:前節よりはまろやかだったと思います。相手の2トップが下がれば2トップの脇で良いですし、2トップの下がりが悪ければ本田が後ろだったり、タケ(竹内涼)が前だったり、今日はカク(角田誠)は出なかったですけど、そこは誰でも良いという形でした。ただ、後半タケが左サイドに出て、いつもの形はできるんですけど、何かうまくできなかったというのは、ちょっと「何でかな?」という風に思うんですけどね。ちょっと残念だったなと。左が起点になりつつあったんですけど、逆に後半の初めの方も右が良くて、スムーズだったと思うんですけどね。本田が間に入ったり出たりという所が出ると、タケが中に入ったりというのは、前回よりも物凄くスムーズだったと思います。
Q:これで大前選手とチョン・テセ選手が3試合連続のアベックゴールで、2トップの活躍についてはどのようにご覧になられていますか?
A:苦しい時に2人が取ってくれているということと同時に、前回もそうですけど、テセからのパスで元紀が取ったりという所で、繋がりができてきているので、それはそれで良いと思いますし、今日も白崎の折り返しは、あそこまで入っている白崎が良くて、実はあの2トップの2人が凄く点を取っているんですけど、ハードワークする松原(后)がいたりとか、シラ(白崎)がスルーパスを通したりというのは、見えない所というか、もう1つ前の段階で頑張ってくれているんですよね。そういう所が彼ら2トップに繋がっていくと。それにトップの2枚が守備をキチッとしてくれるので、今度はそういう風な形でも良い状態でボールをもらえたり、点が入ったりという風になっていると思うんですね。トップが守備をしなかったら、たぶん突っ立っているだけで点は取れないと思いますけど、そこは全員が守備をするという所も出てくるので、そういうのもトップのそういう良さと、トップのそういう絡みがうまく出てきていると思います。チームとしては2人が凄く点を取っているので、凄く厳しいゲームがあっても点を取ることによって状況も変わりますし、楽に進むというのはあると思います。
以上です。
土屋
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