mas o menos

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2016/10

S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2016年10月09日

J2第35節 松本×岡山 試合後の岡山・長澤徹監督会見コメント

mas o menos
  • Line

松本平広域公園総合球技場で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第35節の
松本山雅FC×ファジアーノ岡山は
1-1のドロ-でした。
以下、試合後の記者会見における
岡山・長澤徹監督のコメントです。


(岡山・長澤徹監督)
まず岡山から700人以上のサポーターの方が来て下さって、非常に心強かったです。非常に苦しい状況に追い込まれたんですけど、選手が耐え、最後の一刺し、そこから退くことなく勝ち点3を狙いに行った姿というのは、本当にサポーターと共に戦った感触が残っています。ただ、あの状況でも勝ち点3を狙いに行ったのですが、最後取り切れず、そこはまだまだ残された時間がありますので、チーム全体で成長していきたいと思います。


ゲームの方はここのピッチの雰囲気と、風も重なりまして、前半と後半で違った戦い方になるだろうということで、ある程度予想を付けて行きました。前半も押し込まれるシーンはあったのですが、風の関係でクリアボールの落とし所がちょっと決まらずに、セカンドを拾われてビルドアップされる状況が続いたのですが、今日に関しては中盤のゾーンは攻守の切り替えとか奪い合いのゾーンであって、最後はボックスの勝負になるという所は言っていましたので、そこはしっかりと全員が体を盾にしながら、キーパーと協力しながら、最後の一振りの所は全て反応できていたので、そこは計算通りでした。ここから後半という所で、フットボールですから色々なことが起こりますので、1人いなくなった状況で戦うことになりました。


色々な立ち位置を変えながら、安定させながら、どうにかして勝ち点3を取らなければいけないゲームだったので、時間帯を狙って仕掛けて行った中で、数少ないチャンスでしたけど、フットボールですので選手も理解していると思うのですが、どんな劣勢でも2つ3つチャンスが来るというのは、もう肌感覚でみんなわかっていますので、耐えながらその状況を待って、1つは刺せたんですけど、もう1つと行かず、本当に最初に言ったように、あそこの部分を決め切っていくことが本当の強さだと思いますので、そこを帰って、もっともっとトレーニングして、政田でまた鍛え直して次に臨みたいと思います。とはいえ、残りも昇格レースが続いていきますが、しっかり今日のスピリットを継続して、今までもそうだったんですけど、ブレることなく迷わず突き進んで行って、次もホームでセレッソ戦が待っていますので、しっかりと準備して戦いたいと思います。以上です。


Q:2位松本との勝ち点差を詰めたいゲームで、先制されて1人少なくなった状況で得たこの勝ち点1をどう捉えるかということと、選手交替の所で一気に3枚替えをしましたが、そこでの狙いを教えて下さい。


A:勝ち点1というのは奪ったものなので、減らないのでね。選手が必死に積み重ねているものなので、それはきちんとリーグ戦ということで、積み重ねていく作業になるので、そこはきっちりと評価したいと思います。交替の方は松本のリズムを見ていて、「徐々に変化を掛けても流れは変わらないだろうな」という判断で、時間とタイミングを見て一気に変化を掛けるしかないと思っていたので、そこのタイミングまで待ってという所で、特に交替した3人、オシ(押谷祐樹)と(赤嶺)真吾と(伊藤)大介がそこまで身を挺してゲームを収めてくれたので、交替していった選手も頑張ってくれたのですが、どちらかと言うとそこまで身を挺して時間を目いっぱい引っ張ってくれた3人は、本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思っています。


Q:今季初めて退場者が出てしまい、それも結構早い時間だったと思いますが、どんなメッセージを選手に送ってゲームを進められたのでしょうか?


A:交替もそうなんですが、勝負所がどこに来るかというのを全体で調整しながらやっていたと思います。あの状況でアウェイで、松本は強敵なので、本当はゼロで行ければ良かったのですが、イチ(失点)はあるかなという状況だったので、致し方ないと。やっぱりジタバタするんじゃなくて、どっちにしてもボックス内は同数なので、そこは慌てず対応するということをメッセージにして、最初は後ろにちょっと重めでゲームを進めました。徐々に前に人数を掛けるような形で、一気に変化を掛けてという所で、(キム・)ジンギュを含めてセットプレーで1つ取れれば、用意していた部分はあるので、それで何とかとは思ったのですが、そこは形になって、選手がやっぱりその部分で我慢しながら勝負所を待っていたという所は非常に、ちょっとずつですけど成長していると思います。ただ、先ほども言ったようにもう1点、最後の所でチャンスが来た部分も、選手個人とかではなくて、やっぱり全体で押し上げながら押し込めるぐらいの力は、まだまだ彼らにはあると思いますし、リーグ戦は最後の週まで成長できるかどうかだけがポイントなので、少しずつ政田でまた鍛えていきたいと思います。


Q:苦しみながら同点に追い付きましたが、その中で選手たちの勝利に対するメンタリティはいかがだったでしょうか?


A:まだまだ先ほど言ったように、本当にリーグが最後に終わって振り返った時に、『勝者のメンタリティ』って評価される部分だとは思うので、今はもう1回1回振り返ることなく、ただみんなで前進している最中です。ファジアーノ岡山は歴史上、どんな状況にあっても絶対に諦めないという遺伝子とスピリットはもうずっと持ち合わせているクラブなので、そこは頑張ったとかいうようも、元々我々のクラブがしっかりと積み重ねているものであり、それは逆に良く頑張っちゃうんですけど、しっかり兼ね備えているものなので、そこはみんなサラッと帰ってきて、ロッカールームでは「次に行く」というような顔をしていたので、そういう所だと思います。


Q:勝ち点1を掴み取ったことが、次のセレッソ戦にどのように繋がっていくでしょうか?


A:勝ち点1は良くやったんですけど、ちょっと選手の顔を見ていたら、「いや、(勝ち点)3行けた」と、欲張っている訳ではないんですけど、本当にそういう顔をしていました。我々が進むべき道は1つで、もう望むべく場所に突き進んでいくだけなので、まだまだ「やれた」と思っているその気持ちがある限りは成長できると思うので、何とかまたトレーニングで、仕留められるようにということと、あの状況でもチャンスを創れる状況判断というのはできたはずなので、しっかり分析して、またトレーニングしていきたいと思います。


以上です。


土屋

  • Line