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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
味の素スタジアムで行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第28節の
東京ヴェルディ×ツエーゲン金沢は4-1で東京Vが勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
東京V・冨樫剛一監督のコメントです。
(東京V・冨樫剛一監督)
京都に負けてからそんなに日数もありませんでしたけれども、自分たちのストロングと勢いを出そうということで、選手とシステムを変えて今日はスタートしました。特に今日は2トップと背後のスペースの点がキーになるという所で、自分たちがそこで何度も良い形を創りながら、ゴールが取れなかったんですけれども、コーナーキックは仕込んでおいたものが実を結んで、綺麗な形で取れたのはチームとしても嬉しかったと思います。ただ、やはりそこから少しまったりとした時間というか、ゆっくりした時間の中で相手に基点を創られて、一発でやられてしまったのは、勝っているチームではない所がまた顔を出しそうになってしまったんですけれども、ハーフタイムにもう1回みんなで色々なディスカッションをしたりとか、自分ももう1回外のスピードを求めて、後半に送り出しました。交替選手も含めて、自分たちがそこでしっかりと追い越す形、深い所まで侵入してのクロスでのゴールは久しぶりだったのではないかと思いますが、良い形でゴールが取れたのは次にまた自分たちが連勝という機会を与えてもらった、良いゴールではなかったかなと思います。2連戦をホームでできるということで、自分たちはなかなか連勝ができていなかったんですけど、凄くチャンスだと思っているので、サポーターと一緒に次の横浜FC戦に向けて、もう2日しかありませんけれども、しっかりとやりたいと思います。以上です。
Q:今おっしゃった「まったりとした時間」は失点の前後で、ボールが途端に落ち着かなくなった状況でしたが、あれはチームの選手としては「ちゃんと落ち着いて回していこうぜ」ということが逆に出てしまったような感じでしょうか?
A:そうですね。ミスを怖がるというか、大事にボールを動かしたい中で、それでも相手が苦しい状態を作るのは、やはり2トップの背後の動きをシンプルに使って出ていくことだと思っていたんですけど、その時間でなかなかフォワードを使えなかったことと、またフォワードも使ってもらえないので、少し下がり気味になってしまったことが、自分たちの悪い失い方に繋がったのではないかなと思っています。
Q:ヴェルディの何が問題なのかなと思っていたんですけど、これだけ良いサッカーをやっていても本当にちょっとした所でやられてしまうという事実があるんですね。それについて例えばビデオを使ったりしながら心理マネジメントをやって、徐々に選手たちの意識を高めていくようなこともあると思いますが、そのあたりはどうですかね?
A:去年は自チームの分析のビデオというのは自分1人がすべてやっていたので、なかなかできなかったんですけど、今年は対戦相手の分析はコーチの村田がやってくれているので、自チームは自分が分析ビデオを作って、チームに見せたり、個人的に見せたりということはしています。今日のミーティングでも一番言ったのは集中力の部分で、例えば京都戦であれば最初のビッグチャンスは自分たちに来て、それを外してしまって、次は相手のチャンスでモノにされて、サッカーってそれで終わっちゃうことも容易にあるという話を今日もしました。そして、半歩相手より先に出るために、常に予測することとゲームをしっかりと読むということも選手たちには求めています。本当に負ける時はたくさんそれが出てしまうんですけど、勝つ時はそれでも少なくなっていると。ただ、本当に先ほど言われたようにちょっとしたことでゲームというのは終わってしまうと。85分良いゲームをやっていても、それでやられてしまうこともあるので、そこはチーム全体で本当に強く求めなければいけないことと、それが連勝のカギだと思っているので、そのへんをもう1回選手と共有していきたいなとは思います。
以上です。
土屋
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