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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2016年08月13日

J1-2nd第8節 湘南×広島 試合後の湘南・曺貴裁監督会見コメント

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Shonan BMWスタジアム平塚で行われた
2016 明治安田生命J1リーグセカンドステージ第8節の
湘南ベルマーレ×サンフレッチェ広島は1-2で広島が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
湘南・曺貴裁監督のコメントです。


(湘南・曺貴裁監督)
お疲れ様でした。昨年のリーグチャンピオンの広島さんに対して、今シーズンのアウェイで勝ち点1は取りましたけど、僕も監督になってから一度も彼らに勝ち点3を取ったこともないし、逆に去年は最終戦で0-5で負けたり、本当に力の差を見せ付けられた所もあったので、我々もメンバーが変わったりとか色々なことがありましたけど、前節の浦和戦の反省も含めて、今やらなきゃいけないことはプロスポーツ、もしくはプロサッカーの本質というか、今日実は僕が大学1年生の時に見た、早稲田と明治のラグビーの"雪の早明戦"と言われるような試合を選手に見せて、スクラムを組んで明治が前に押し込む所を、早稲田が最後に10分ぐらい凌いで、ペナルティゴールを狙えば引き分けだったんだけど、それも狙わずに明治が最後まで前にこだわって、反則が起きて早稲田ボールになった瞬間に終わった試合で、あの時に僕はスタンドにいたんですけど、そういうお客さんが見て理屈抜きに「今日の試合を見て良かったな」、もしくは「生きてて良かったな」みたいな試合をここからしていかなければいけないと。要は残り10試合で勝ち点が20以下のチームで、ここ5年間のJリーグでも残留したチームはないですし、過去5年間のブンデスリーガのチームでも、去年のホッフェンハイムが15位で残りましたけど、彼らは勝ち点21で残り10試合で16ポイントを取って、37ポイントで残ったのかな?そういった事例も見せながら、「ここで我々の目標は自分たちのサッカーを磨いた上で残留する」と。そういう話を今日の午前中に選手たちにしましたし、「もう14位とか13位とか、そういうことはどうでもいい」と。「15位になるという所で、この10試合を送っていこう」と話をして、選手たちもまさにそういう気持ちでやってくれたと思います。


この場でそういうことを言うと負け惜しみみたいに聞こえるので、負け惜しみと取ってもらって良いと思うんですけど、1つはハンドだったかなと自分は個人的には思っています。ただ、もちろんレフェリーの方にも一生懸命やってもらっていて、その判定にとやかく言うつもりはまったくないんですけど、選手がお互いにクリーンファイトしながらする試合の終わり方としては何となく後味が悪いし、やっぱりそれは選手とレフェリーとお互いのスタッフとサポーターで創っていく空間、要はフェアで本当に90分が目まぐるしく動くというのを見ている人も期待しているだろうし、ああいうことを監督として目の当たりにするのは、「やっている選手たちも少しかわいそうだな」という気持ちにもなりますし、ただ、それも実力だという意味で、そういうことを別に選手に言うつもりはないですけど、それを恨みつらみとして言っている訳ではなくて、それも含めて次に向かわないといけないし、自分たちが広島さんに今日見せたパフォーマンス、それは十分相手の勝ち点を奪うだけのものを見せられたと思っていますし、まったく下を向くことなく次の鹿島に向かって行きたいし、もうゴールチャンスがチャンスで終わらずに、ゴールを揺らせるように、来週からまたゴールを揺らすための魂をしっかり作って、残り9試合で『奇跡の残留』を果たしたいと思います。以上です。


Q:今日のサッカーの内容で、強いサンフレッチェに対してあれだけのサッカーをできるということは、残留というよりももっと上に行けると思いますが、そのあたりの手応えを語っていただけませんか?


A:僕はサッカーの監督として、もちろん湘南ベルマーレというチームを勝たせるというか、勝ちに持って行くというのがタスクの8割だと思っています。ただ、想いとしては、半分はやっぱり選手がやる中で手応えを掴んで、今までチャレンジできなかったことにチャレンジするとか、2対1でしか守れない所を1対1で守れるようにするとか、シュートを打てなかった所を打てるようにするという所は、当たり前ですけど指導者の端くれとして大事なことだと思っています。だから、そのためには選手にチャレンジさせないといけないですし、リスクを負うことの責任、逆に負うことによって生まれてくるミステイクに対するカバーの責任、それを選手にビビッドに試合ごとに感じさせて、選手がそれを感じて「次にまた」という気持ちにさせるのは、試合に勝つことと同じように大事だと思っています。


今日長谷川アーリアがちょっと軽いケガで出られなくて、終わった後に「ちょっといいですか?」ということで選手に話したんですけど、「上から見ていて『まったく間違っていない』と自分も思ったし、良いサッカーもしている。勝てなかったことは反省しないといけないけど、みんなで頑張ろう」という風に"選手"のアイツが言ったことがすべてで、僕は別に彼らに何かをした訳じゃなくて、選手同士が「このサッカーをやるんだ」と。「その中で起きるミステイクにみんなで向き合って行くんだ」ということが大事で、「別にサッカーなんて」という言い方はおかしいけど、社会のごくワンシーンなので、サッカーだけじゃなくて他のスポーツもそうだし、スポーツじゃなくて他に研究を重ねている方も、例えば牧場を経営している方も同じようにそのエネルギーというのは、日々失敗を繰り返して次の成功に繋げていくというのは、世の中で仕事している人のミッションだと思っているので、そういったことを失わないような毎日にしていきたいし、自分が今『残留』と言っているのは、他のどのチームも成し遂げたことがないから、「それが成し遂げられたらオマエたちが今年やってきたことが、全部良かったという風に思える」と。それは今まで起こしたことがないということで、『奇跡の残留』という言葉を言ったんですけど、そういう言葉を使って、「ただ、奇跡は偶然じゃないよ。必然でやっぱり起きるものだと思っているし、その必然を自分たちの姿勢で掴み取ろう」ということを今日選手に言ったんですけど、『残留』という言葉もどこかネガティブに聞こえるかもしれないけど、僕の中では凄くポジティブで、ブンデスリーガの選手が頑張ってもドイツでもできなかった、日本でもできなかった、そのことにもう1回トライしようという所で言うと、やっぱり自分たちがこれから勝ち点を重ねていって、そういうステージに持って行きたいなという風に思っているので、他のチームの勝ち点のこともありますけど、直接対決もありますし、絶対に諦めないで僕は『奇跡の残留』を目指したいですし、最後に順位がどう決まっているかというのは、最後の試合が終わってから「案外上に行けて良かったな」と思うかもしれないですけど、そこをクリアしたいと思います。


以上です。


土屋

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