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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2016年05月23日

J2第14節 熊本×水戸 試合後の水戸・西ヶ谷隆之監督会見コメント

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日立柏サッカー場で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第14節の
ロアッソ熊本×水戸ホーリーホックは0-1で水戸が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
水戸・西ヶ谷隆之監督のコメントです。


(水戸・西ヶ谷隆之監督)
今日は凄く熊本さんにとって大事なゲームで、その中で僕らは今しっかりと熊本さんに対して、ゲームの中で自分たちができることを100パーセント出して、その中でしっかり結果を求めていくという所でゲームを行いました。前半はやっぱり熊本さんの強さというものに圧倒されてしまって、自分たちのやることができませんでしたけど、その中でしっかり後半は自分たちにベクトルを向けて、盛り返すことができて勝利できたことは凄く良かったと思います。でも、これからまたピッチ外の所でもしっかりサッカーファミリーとして、水戸も震災があったという経験もありますし、その中でしっかりサポートできることは今後もやっていきたいと思っています。


Q:今日の試合は独特な雰囲気の中でのゲームだったと思いますが、その中で戦った選手のメンタルはベンチから見ていてどのように映りましたか?


A:前半はやっぱり凄く体も重たかったですし、ボールを受けること、ミスすることを凄く恐れてしまって、逃げ腰なサッカーになってしまったという印象を受けました。ですので、ハーフタイムにはそれは一喝して、「ウチらしくやらないとゲームにならないし、熊本さんに対しても失礼だ」という話をして、その中でもう一度メンタルを取り戻してくれたと感じています。


Q:リードした後に今瀬(淳也)選手を入れて守備を固めた印象もありましたが、あのあたりは結果にこだわる姿勢というか、「失点はしないぞ」という所を徹底できた感じでしょうか?


A:アンデルソン選手が入ってきて、やっぱり一発を持っていましたし、高さという所もどんどん使ってきて、そこはもちろん勝負という所を考えてのメッセージということもありましたし、しっかりできている所はそのまま継続してということは考えていました。もちろん交替の選手が何をすべきかという所は徹底していますし、システムを変えた中でしっかりそこの部分は選手が高い意識を持ってやってくれたのかなと思います。


Q:石神(幸征)選手が今日は先発でしたが、彼への評価をお願いします。


A:その守備力、ボールを中盤で狩るという所に彼の強さがありますし、そこの部分を中盤でパワーで持って行かれないようにという部分で彼を起用しました。その部分での彼の良さというのはもちろん出してくれましたし、あとはやっぱり攻撃の所のサイドチェンジというのはまだまだ改善しないといけないでしょうし、そこは今ケガ人がいて、その中で全員が競争意識の中で良い選手が出られるという所で、これでまた誰を使うのかという悩みができて、それは良かったと思いますし、そういう競争意識の中でチームをしっかり創っていきたいと思います。


Q:ハーフタイムコメントに「自分たちでやるべきことをやること」と書いてありましたが、具体的にどういうことを指示されたのでしょうか?


A:本当に今日はこういうゲームの中で、球際だったり体を張るという部分で相手から逃げてはいけないですし、怯んでもいけないですし、そういう部分で守備だけではなく、攻撃に対してもそういう逃げ腰でボールに触りたくない選手がいたりとか、弱気になったりする選手が多くて、ボールロストする時間も多かったと思います。そういう中で僕自身も見ていて全然楽しくなかったですし、そういう部分を少し一喝して、「しっかりやってくれ」と。「ボールを触りたくないんだったらグラウンドから出た方が良いし、戦えないんだったらピッチに立つ資格はない」という話をして、その中で彼らはもう1つギアを上げて戦ってくれたと思います。


Q:その前のコメントで「戦う姿勢を出すこと」ともありますが、それは選手が遠慮しているように見えたということでしょうか?


A:遠慮というよりも、やっぱりこの雰囲気の中でどういう風に戦うのかというのは、僕自身もそうですけど彼らにとってもこういう立場としては初めてのゲームだったので、きっとそういう部分で感じる部分や、もしくは自分たちでそういう雰囲気を創り出してしまった部分というのは、もしかしたらあるのかもしれないです。そこで彼らを責めることはできませんけど、でも僕らがしっかりやらなければ良い雰囲気にはならないので、サッカーというのは相手があってのゲームですし、熊本さんに対してそういう失礼のないゲームをしたいというのはありました。熊本さんにとって今日は震災後の初めてのホームの試合だったので、とにかく結果もそうでしたけど、良いゲーム、気持ちの入ったゲームというのをしたくて、その部分で戦術や技術の部分も大事でしたけど、気持ちの部分もこういうゲームというのは凄く大事になると思うので、その部分を彼らに伝えてゲームを行いました。


以上です。


土屋

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