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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
日産スタジアムで行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第11節の
横浜FC×ファジアーノ岡山は0-2で岡山が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
岡山・長澤徹監督のコメントです。
(岡山・長澤徹監督)
ゴール裏のサポーターがたくさん集まってくれて、我慢比べの試合が続いたんですが、最後はゴールにパワーを送ってもらったサポーター側のゴールに入ったというのはそういう部分もあると思います。本当にいつも感謝しています。試合の方を総括すると、今日ゲームに入る前に『堅守速攻』『堅守遅攻』という話をして、この両方をしっかり確立するという意味では、危なげなくゼロに抑えられたということがまず非常に良かったと思います。それと同時に、連戦なのでとにかく勝ち点を積み上げに掛かるという部分で意思統一はしていたので、その積み上げがまずできて良かったかなと思います。ただ、3日開けてすぐに長崎戦が来ますので、しっかり回復して、また全員で勝ち点の積み上げに全力を注ぎたいと思います。
Q:前節から先発が3人入れ替わっていますが、その替わった3人を起用した意図と、赤嶺選手が今季初ゴールを挙げたことについての評価をお願いします。
A:選手は前方を1人、DFラインを1人、サイドに1人と、ちょっと右と左を変えて入ったので、ポジション的には4か所に新しい選手が入るような形でゲームに入りました。理由は単純で色々なスピードとかパワーとか、システムの端っこに比重が掛かりますし、そういう部分も含めて準備できている選手がチームにはいましたので、そういう意味では何の迷いもなく行きました。エネルギーということが一番のポイントです。あと、赤嶺に関しては彼らしいゴールと言いますか、ああやってゴール前に鋭いボールが来たらレスポンスがメチャクチャ速いので、今日は1点取れたんですけど、そういう形も含めながらしっかりとまた得点を積み重ねていくキッカケになってくれればと思います。ただ、彼の場合は我々のチームの前線のタスクは、ディフェンスも含めて相当な量があるのですが、それをこなしながらやっていますので、そこに関しては得点というよりもその運動量という部分は大きく評価できると思います。
Q:最後にゴールも生まれた豊川選手についての評価をお願いします。
A:エネルギッシュで、プレーの精度等はまだまだですが、ゴールに直線的に向かうプレーというのは元々彼の持ち味ですので、それを踏まえて周りがどう変化していくかとか、彼の鋭い動きやファーストアクションに対して、セカンドアクションをどう作るかとか、そういう所の発展中なんですけど、彼は最初のチャンスもありましたが、もっともっとやれる選手なので満足はしていないと思いますし、ここからまたしっかりと自分を表現していければ良いのではないかと思っています。
Q:監督がおっしゃったようにエネルギッシュさを感じる試合だったと思いますが、それは今日の試合で特に横浜FC相手に対してエネルギーというものが必要だったということでしょうか?
A:横浜FCの戦績を見ると流れのあるチームで、本当にああいう我慢強い試合からの一撃でゲームをずっと負けなしで来ているチームでしたし、そういう意味では一瞬が勝負になるので、我慢比べのようなゲームになった時は割と横浜さんの十八番というか、そういうゲームがずっと続いていたと思います。そういう意味では逆にこっちが一瞬で上回らなくてはいけないので、エネルギーというか攻守にスプリントのできる選手や部分が欲しかったです。ボールがフリーでオープンになった時に走って行けるとか、相手にとって脅威になる動きがどうしても必要だったので、そういう意味で起用したのと、後方の方は色々なクッションができた時に速く反応できる選手という意味では、フレッシュな選手を1枚入れたという所が狙いです。
Q:今日は澤口選手が久しぶりのスタメンで、守備面でも非常に貢献していましたし、最後はアシストもしていましたが、彼の今日のパフォーマンスについてはいかがでしょうか?
A:サワはいつも準備を怠らずにやっていて、コンディションが上がってきたので行けるかなというのが1つでした。ずっと僕が監督をやっている間はそうなんですけど、いつどう出ても必ず平均以上のプレーはどこのポジションでもやってくれる選手なので、チームにとって凄く大きな"鑑"と言いますか、そういう部分では非常に良かったと思います。ディフェンスワークの中でコミュニケーションを取るのが非常に上手いので、堅守をしっかりやっていくという意味では重要なパーツの1枚ですし、その他の選手も非常に重要な選手なので、全体でまたレベルを上げていければと思っています。
以上です。
土屋
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