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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
正田醤油スタジアム群馬で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第7節の
ザスパクサツ群馬×京都サンガF.C.は0-1で京都が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
群馬・服部浩紀監督のコメントです。
(群馬・服部浩紀監督)
立ち上がりから自分たちの狙いとした守備や攻撃という所で、守備の所はしっかり良い形でボールを奪う、相手のストロングを抑えるという所はできていたんですけど、攻撃の所で最後の精度を欠いている部分が、またこの試合で出てしまっているのかなと思います。後半にセットプレーから失点し、相手が10人の中でパワープレーだけではなくて、サイドからもう少し崩すという所を少しやらなくてはいけない所だったのかなと思います。最低でも引き分けで終わらなくてはいけないゲームだったと思います。
Q:前半はかなりペースを握っていたと思いますが、攻撃の良かった点はいかがでしょうか?
A:良い形でボールを奪えるシーンが多かったので、それをしっかりフィニッシュで終えるとか、ゴールにもっと繋げなくちゃいけなかったのかなと思います。良い守備ができても良い攻撃が大事だと思うんですけど、最後の所でチャンスを感じられなかったという所が少し足りない所だと思います。
Q:マテウス選手に替えて永井選手を投入した意図を教えていただけますか?
A:そのまま使いたかったんですけど、ちょっと故障があったので替えざるを得ないことになってしまいました。個でタメも作れますし、運動量で基点になってくれると思ったので、マテウスの替わりに雄一郎を入れました。
Q:今日はマテウス選手を起用して、山岸選手をボランチで使いましたが、先発メンバーを変えた意図を教えて下さい。
A:まず1つチームが勝てていないという所でリズムを変えたいと。それにプラスして山岸はタメを作れたり配球ができて、舩津よりも若干攻撃的な選手なので、そのへんをプラスの方向に変えられるだろうなと思って山岸を使いました。マテウスに関してはだいぶコンディションも上がってきたので、攻撃の所でタメが作れる、ボールを捌ける、自分で突破もできるという所で、今日は相手のセットプレーに高さという弱点もあったんですけど、そういう所を突くために2人を入れました。
Q:決定機の数としては群馬の方が多かったと思いますが、なかなかそれが合わなかったり枠へ飛ばなかった問題というのは、どう改善していく必要があるでしょうか?
A:もうこれは練習で構築していくしかないと思いますし、やはり1人1人の意識を高めていかないといけないですね。いくらボールを保持していても、いくらシュートを打っても、ゴールを奪えなかったらこういう結果になってしまう訳ですし、攻撃陣のゴールへの意識というのを高めるしか解決方法はないと思っています。あとは本当にもう少しクロスの精度という所、セットプレーの精度という所で、セットプレーの数も奪いに行って多く奪えているので、そこでゴールを決めるというか、チーム全体で押し込むというパワーが足りなかったのかなと思います。
Q:両サイドからのチャンスも非常に多かったと思いますが、ゴールに繋げるためには両サイドの活性化がポイントになってくる部分でしょうか?
A:クロスの回数というのはたぶん凄く多かったんですけど、あのクロスをもう少しえぐるとか、ゴールラインにより近く、相手を後ろ向きにするくらいの深さという所が必要になってくると思いますし、プラスしてクロスの精度、入り方の精度をもっともっと高める必要があるのかなと思っています。
Q:なかなか勝てない時期が続いていますが、この時期はどういう時期だと捉えてらっしゃいますか?
A:本当にこれだけ選手たちがハードワークして、これだけやるべきことをしっかりやって、ゲームの前の入り方、ロッカールームでの1人1人のモチベーションの持って行き方だったりとか、こちらが何も発信しなくても選手たち同士でそういう雰囲気を今年のチームは創れているので、あとはここで結果を出せば、1つ山を乗り越えられるのかなという雰囲気はあります。だからこそ今日は勝たなくてはいけない試合だったのかなと思っています。この間の試合もミスからの1点で、今日の試合もセットプレーからの1点という所で、ここを乗り越えないとこのチームは上には行けないのかなと思います。ここでやっぱり自分たちが崩れてやり方を変えたり、考え方を変えるというよりも、自分たちのやっていることをまず継続する力というのが必要なのかなと思います。
以上です。
土屋
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